クリートのフローティング角(可動角)について、現物を確認して勉強してみました。
BBBのロード用クリートで互換性が同じで可動角が異なる2個を用意して比較しました。
目次
【BBB BPD-04】
赤:BPD-04A フローティング角3°
黒:BPD-04Fフローティング角0°
互換:LOOK KEO
価格¥2,000(税抜)
LOOKペダルも用意しました。
【見た目の違い】
ペダルと接する側の形は全く同じで違うのは色だけです。
シューズに接する面を見てみます。
つま先部分は両者同じで、よく見るとかかと寄りの部分の形状が少し違うのが分かります。
【ペダルとの位置関係】
つま先部分は同じなので、かかと寄りの部分をペダルに合わせてみました
①フローティング角3°バージョン
クリートのかかと部分とペダル側がピッタリくっついているように見えますが、赤い部分でペダルとクリート部分に隙間があります。つま先部分を軸にして、この隙間分が左右に1.5°ずつ可動します。
②フローティング角0°バージョン
3°バージョンでマークした隙間はピッタリ埋まっています。赤枠で囲った部分に隙間がありますが、可動域には影響を及ぼしません。
【使用感はどれくらい違うのか】
わずか3°の違いですが、カッチリ感が変わります。初心者の方は可動域が広い方をおすすめします。
ペダリング時に無理な力が掛かり、膝が痛くなったりという原因になります。
慣れてきて、微妙に動いてしまうのが嫌な方は0°を選ぶといいと思います。
【リリース角とフローティング角の違い】
クランクブラザーズのペダルではフローティング角とは別に、「リリース角」というものがあります。
リンクは過去の記事「ゼロフロートクリートがおすすめクランクブラザーズクリート」より
LOOKのKEOというペダルの場合、リリースのバネの強弱を調整できる仕組みになっています。バネが強ければ強い力を掛けて足首を外側にひねる必要があるので、簡単にペダルからシューズが外れにくくなります。
【詳しい商品情報はこちらから】
以上、クリートのフローティング角についてでした。
クリート選びの際に参考になれば幸いです。
ライトウェイプロダクツジャパン カスタマーサービス
カマタアツシでした