今回、紹介するのはクランクブラザーズのドロッパーシートポストです。
クランクブラザーズハイラインドロッパーシートポスト
https://www.riteway-jp.com/pa/crankbrothers/656394.html
一昔前までは、下りをメインに楽しむ人、下りが苦手な人が使用してるイメージでしたが、今はクロスカントリー競技にも主流になりつつあります。
自分も15年、リジットマウンテンバイクに乗ってきましたが、ドロッパーポストの必要性、見た目のカッコ悪さ、なんだかんだ言って使用したくないという、変なプライドがありました。
ですが、速く楽しく走れたほうが、マウンテンバイクって楽しい!って思えるようになり今回サポートをお願いしました。
体の稼働域が広くなり、バイクが動く範囲が広くなる
理屈から考えるとサドルが100mm下がると重心が低くなり安定します。
体の稼働域が広くなり、バイクを動かせる範囲が広くなります。
体が動くというより、体の下でバイクが動く感じです。
特に縦の動きが楽になります。
今までは、サドル後方まで腰を引き、お腹にサドルが当たるくらいまで引いて動作していたところでも、ドロッパーポストでサドルを100mm下げただけで、サドル後方に腰を少し落とすだけで対応できるようになりました。
動作が小さく済むってことは疲労軽減にも繋がります。
ペダル荷重がしやすくなり、横の動きも安定する
コーナーでは外側の足を踏ん張りますが、今まではサドルが股間にあたり踏ん張りきれないようなこともありました。
ドロッパーポストでサドルを100mm下げることにより、路面が荒れたコーナーでも安定して踏ん張ることができます。
バイクを操る感が増しました。
重量のデメリットは?
ネガティブな点としまして、重量が重くなること。
従来のシートポストなら200g前後、ドロッパーポストになると600g前後になます。
バイクを持った時は、その重量感が手にとって分かるくらいでした。
乗車しているときは全く重量を感じないので問題ないと自分は思います。
ケーブル内装は人力車さんで加工
このドロッパーポストは内装ケーブルです。
GT XIZANG 29は内装ケーブルに対応していませんが、メカニックサポートしてもらっている人力車さんでフレーム加工してもらい取り付けました。
(どんな些細なことでも対応してくれますので相談してみてください)
レバーが優秀
操作レバーも小さく、角度調整が細かくできます。
ハンドルまわりもスッキリ。
まとめ
ドロッパーポストを取り付けただけで 恐怖→楽しい と変わり、世界が広がった感じです。
やはり何年マウンテンバイクをやっていても恐怖感はあります。
少しでも恐怖感があれば楽しむことができません。
気になるドロッパーポスト自体のガタは全くありません。
座って負荷を掛けてもガタがありません。
あとは耐久性がどれくらいなのかが心配ですが、それはこれから試してみたいと思います。
マウンテンバイクは楽しい乗り物です。
自分が楽しいと思えるようにバイクをカスタムしていくのも楽しさの一つです。
写真:Kikuzo photoさん
山中 真(やまなか しん)
セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝を中心に走るオフロードライダー。近年はシクロクロスにも東海地方のレースをメインに参戦中。GTサポートライダー。
主な成績
・2014年 SDA王滝 5月 100km 4時間28分6秒(現コースレコード)優勝
・2017年 SDA王滝 5月 100km 4位、11月 120km 4位
・2016年 東海シクロクロス シーズン成績 2位
・2017年 JCX シクロクロス広島 優勝
ブログ
http://blog.livedoor.jp/sevenride/