目次
【リアディレーラーハンガー曲がりに注意!】
スポーツバイクを扱う上で注意したいかなり重要なポイント
それはリアディレーラー(後ろ変速機)/リアディレーラーハンガーの破損です。
国民生活センターでも動画を使って注意喚起をしています。
*下記は国民生活センター作成の動画です。
(動画の50秒からご覧ください。)
http://www.kokusen.go.jp/douga/20150618_1_news/n-20150618_1_high.html
・ロングライドの休憩中に立てかけておいてちょっと目を離したときにバターン!と倒れた。
・毎日通勤で駐輪場に止めていて、目を離す時間がある。
こんな場合は注意が必要です。
変速がおかしいな、と感じたらリアディレーラーハンガーの破損を疑ってほしいです。
【ディレーラーガードを付ける】
倒した時にディレーラーが直接ヒットしないようにするパーツがあれば破損を最小限にできるはずです。
通勤用のクロスバイクや、多段ギアつきのシティーサイクルなどには金属製のディレーラーガードが付属している場合がありますが、もともとレース志向のロードバイクや、フィットネス志向のクロスバイクなどにはこのようなパーツが付いていないことがほとんどです。
ディレーラーガードというものは、パーツとしての販売自体はありますが、かなりがっちりとしたデザインで重量感があるものがほとんどです。
そこで考えたのがKCNCのライトアダプターの流用です。
【KCNCライトアダプター】
価格¥1,200(税抜) カラー6色展開
写真はカスタムして使っているので、キャリアについていますが本来はホイールのQRのナットの代わりに
取り付けます。
【リアディレーラーガードとして】
リアのディレーラーが側に装着してみました。
QRのナットがわのパーツの代わりに装着します。
【重くなる?】
QRのナットの重量は約10グラム
KCNCのライトアダプターも約10グラム。下記のライトアダプターはわずかにカットしているので、製品は10グラムちょっとあるかもしれませんが、カタログ値は10グラムです。
重量増はほぼないと思っていいでしょう。
【失敗例】
短くカットすると意味なし!
KCNCのライトアダプターをプチカスタム!の記事の時にカットしました。
コンパクトにしようとするあまり、カットしてしまうと、全く意味のない飾りになってしまいます。
ライトアダプターよりも先にリアディレーラーが地面にヒットしています。
【位置関係が大事】
タイヤとディレーラーガードを結ぶ線よりもリアディレーラーが内側に位置するようにしないと、倒れた時に守ってくれません。全くカットしていないライトアダプターなら、位置関係はOKです。
【完成形】
正直目立ちます。出来れば自転車と同じような色にして目立たないようにするのがオススメです。
変速機は守ってくれますが、やはり外に飛び出している感は否めません。
ここにライトをつけると、車から車幅も分かってもらえるし、突き出した感も減っていいかもしれません。
倒れてもばっちり変速機を守ってくれます。
【ディレーラーガードのガード】
KCNCのライトアダプターがあまりに美しいので、倒して傷が付くのは残念。
余っていたバーエンドキャップを工夫してつけてみました。内径が少し広いので、廃チューブを切ってキャップの差込部に巻いてから入れるとちょうどいいです。
KCNCのライトアダプターは本来このような使い方に設計されていないので、何度も倒して衝撃が加わると破損する可能性はゼロではありません。あくまで自己責任での使用をお願いいたします。
以上、ライトウェイプロダクツジャパン
カスタマーサービス カマタアツシでした