こんにちは、自転車通勤担当のサキです。
みなさんロードバイクやクロスバイクのボトルどうしていますか?
夏はキンキンに冷えたドリンクが欲しいですし、冬は暖かいドリンクを入れて飲みたいですね。
軽さ、飲みやすさという点ではキャメルバックのチルボトルが断然有利ではありますが、保冷力を考えると真空断熱ボトルにはかないません。
そこで、真空断熱ボトルのトップブランド「サーモス」のボトルを自転車に取り付ける技をご紹介します。
目次
取り付けるサーモスボトルのサイズ
一番の課題は外径です。
THERMOSは自転車専用に作られているわけではないので、ボトルケージにフィットするサイズは限られます。
サイクルボトルの外径75mm
サーモス0.5L 外径70mm(マグタイプ)
サーモス0.75L 外径75mm(マグタイプ)
サーモス1L 外径83mm(スポーツタイプ)
サイクル専用ボトルも開発してくれているのですが、容量が600mlと少ないことと、ストローで飲むのがあまり好きではないので、何とかスポーツボトルを使う方法を考えました。
https://www.thermos.jp/product/scene/cycling.html
飲み口がスポーツタイプを選ぶ
サーモスのラインナップにはオフィスでコーヒーを飲むことを想定したマグタイプ、勢いよく飲めるスポーツタイプ、ストロータイプの3種類があります。
マグタイプでもそっと使えば飲めるのですが、走行中だとどうしても揺れるので口からこぼれてしまいます。
直接飲み口をくわえられるスポーツタイプが一番飲みやすいです。
問題はスポーツタイプは1Lサイズからしか無い事。(2017年10月現在)
1Lサイズの外径は83mmなので、普通のボトルケージには入りません。
アルミのボトルケージなら広げられる
アルミ素材のボトルケージなら手で押せば割と自由にサイズ調整が可能です。
そんなアルミボトルケージの中でもサーモス1Lボトルに最適なのがBBBのスピードケージです。
サイドのホールドアームが低めに設計されているので、長めのサーモスのボトルを入れる時にスムーズに出し入れできます。
以下のようなアームが割れていないタイプは広げても下が狭いままなので入れることができません。
さらに上部のエッジがわずかに広がっているので滑らかに入ってくれます。
底面もしっかり止まります。
シンプルでスピード感のあるデザインでロードバイクに取り付けても違和感ありません。
*フレームサイズは540mm
注意点
無理やりボトルケージを広げますので、加工は自己責任でお願いします。広げ過ぎて元に戻す作業を繰り返すとボトルケージがパキッと割れます。
ボトルケージに接触する部分はボトルの塗装が剥がれてきます。写真のボトルは紙ヤスリで全部塗装をはがしました。
小さいフレームサイズの場合は取り出せない場合がありますので注意が必要です。
真空断熱ボトルとサイクルボトルの違い
真空断熱ボトルのメリット
・保冷力が高い(体感的に断熱サイクルボトルの10倍以上)
サイクルボトル(キャメルバックポディウムチルボトル)
・軽量
・ワンアクションで飲める
・一瞬で大量に飲める
高負荷な走りをするならサイクルボトルが使いやすいですが、のんびり走るなら真空断熱ボトルの保冷力が魅力です。
私の場合は満タン入れて2~3日連続で使うので、保冷力重視で真空断熱ボトル派です。
1Lの真空断熱ボトルがあればロングライドも安心です!