「ハマー」「マグナス」でケイデンス検出が可能に

スマートトレーナー「ハマー」と「マグナス」のファームウェアがアップデートされました。

31.036が最新バージョンです。今回のアップデートにより、ケイデンスの検出・送信が可能になりました。クランクを回した時の微妙な速度差を検出してケイデンス情報として送信します。

これまでも「ハマー」「マグナス」では、スピードとパワーの検出・送信が可能でしたので、ケイデンスが送信されることで、あとは心拍計(ハートレートセンサー)を用意するだけで「CycleOps バーチャルトレーニング」や「Zwift」に必要な全てのセンサーが揃えられます。

スマホでもケイデンスセンサーが使える

今回のアップデートで、スマホやタブレットを使ったトレーニングがより身近になりました。

「ハマー」「マグナス」は通信規格として主にサイクリングデバイスに使われる「ANT+」と、スマホ・タブレットでの標準規格である「Bluetooth」のどちらもの接続に対応しています。しかし市場にはケイデンスセンサーはANT+接続のものが多く、スマホやタブレットに接続することはできません(※)。そのため、パワー・スピード・ケイデンス・心拍の全てのセンサーを装備するには、パソコンでANT+接続をすることが一般的でした。

現在、ハートレートセンサーはBluetooth接続のものが廉価に多く発売されています。心拍計と、「ハマー」「マグナス」から送信できるスピード・パワー・ケイデンス情報が直接スマホやタブレット、iPhoneでも受信できるようになりました。

また、今回のアップデートでは「Zwift」と組み合わせた場合の負荷の変化がより自然に行われるようになりました。

アップデートはiPhoneまたはAndroidで

アップデートには、iPhone, iPadまたはAndroid搭載のスマートフォン・タブレットが必要です。

アップデートの方法は次の記事を参考にしてください

iPhone, iPadの場合

サイクルオプス ハマー・マグナス ファームウェア更新方法 iOS編

Androidの場合

サイクルオプス ハマー・マグナス ファームウェア更新方法 Android編

(※)アプリやアダプターを組み合わせれば不可能ではありませんが、全ての機器において動作する保証はなく、サポートの対象外です。