ALEXRIMS「CXD4」 完成車付属ホイールとの違いをインプレ

完成車付属ホイールから、アレックスリム「CXD4」に履き替えたらどうなるかインプレッション

インプレホイール:ALEXRIMS CXD4

1,536gのシクロクロス&ディスクロード用軽量ホイール。

アルミ製のオフセットリムで、剛性と耐久性を重視しています。

https://www.riteway-jp.com/pa/alexrims/820507.html

 

インプレライダー:FELT-mistral.CX-team 平泉選手

普段使っているホイールは完成車によくスペックされる、ALEXRIMS ATD470というリムで組んだホイールです。

完成車に付いてきたホイールで、特に不満などは無く脚力と体力を付ければ速く走れだろうと思っていたホイールとの比較レポートです。

 

箱から出してCXD4を持った時に出た最初の感想は「軽い!」

ATD470を重いと感じたことは無かったのですがより軽いホイールを知らないからで、CXD4のようにカスタムパーツとして交換するホイールは軽いんだなと感動しました。

これがホイールを交換したくなる理由かと思いホイールによる違いがあるのか?効果はあるのか?初めてのホイール交換が楽しみになりました。

走り出して直ぐに実感したのが軽く回って進むホイールだなということです。

ATD470の時と同じように流す感じでペダルを回している時にふとサイコンを見てみるとスピードが2〜5km/h上がっていたのには驚きました。

軽く回って進むホイールに交換するとこんなにも走りが変わるのかと感動しました。

試しにペダルの回転を増すと反応良くスピードが上がるのを感じましたし、実際に今までより楽にスピードが出せるのでCXD4は乗っていて楽しいホイールですね。

上り坂は苦手なのですがCXD4だと軽くて進む性能のためか今まではちょっとした上り坂で直ぐに疲れて失速していたのにスピードの落ち込みを最小限にして上りきれるようになったり、もしかして上りって楽しいのかも?と思ってしまいました。

 

コーナーでも違いがありました

ATD470より軽いCXD4を試したから分かった事ですが、ATD470の時はコーナーの狙ったラインにタイヤをのせるようにタイヤとホイールの存在を感じコーナーを走らせていて、それが走らせているという実感みたいなものを感じさせました。

CXD4で同じ様にコーナーを走ってみると狙ったラインに対して自然とタイヤをのせていけるのでATD470の時みたいにタイヤとホイールの存在を感じる事がなく、自然にコーナーをクリアできます。

数グラム、数十グラムでも重量の差でコーナリングの印象が変わるんだなとCXD4で走るのが楽しいです。

ATD470はコーナーをスムーズに走ることを意識する必要がありますが、CXD4はその先にあるコーナー出口から先でより速く前に進むことに意識を持っていけるのはアドバンテージです。

ホイールを変えると走りも変わるので楽しいですね。

 

CXレースで未舗装路を走った感想

レースなので前にいる選手から遅れないように、後ろにいる選手には抜かれないように走りつつ勝負どころで前に出られる体力が必要です。

凸凹な芝生を走るのは結構体力を奪われ疲労が蓄積します。

ATD470で走っていた時はコース中の芝区間、特に芝が伸びている区間は推進力を奪われてスピードのノリが悪く、勝負どころで前の選手から段々離れてしまい、他の選手に抜かれる事の方が多かったりしてました。

自分よりも遅いペースの選手を抜いたことはありますが、同じぐらいのペースの選手に対してここって所で仕掛けて抜いた事は余り記憶にないのです。

それにいつもマシンが重く感じていてシケインでマシンを持ち上げる時にスムーズさに欠けていました。

 

でも、CXD4を使った時は違いました。

同じ様な芝区間があるコースを走った時にCXD4だとマシンの重さを感じる事なく芝区間でもスピードのノリが以前より良くなっていました。

そのお陰で前走者に離されずについていける時間が長くなったり、同じようなスピードの選手を抜くチャンスが来た時にしっかり前に進めて抜くことが出来たりと走りが今まで以上に楽しめるようになりました。

シケインの通過も以前よりもスムーズになってましたからホイールが軽くなった分マシンの取り回しが軽くなったからではないかと思います。

 

まとめ

ALEXRIMS CXD4の説明に「ディスクブレーキ搭載バイクの走りを一変させるALEXRIMSの魔法」とあるように初めてのホイール交換するならお勧めできるホイールであることは確かです。

4万円台で走りが変わるなら一番先に交換するカスタムパーツとしてホイールを選んでもいいと考える事ができました。

CXD4はディスクロード/シクロクロスホイールのシリーズ中で一番価格が安いモデルなのですが、それでもこれだけ違いがあるなら上位モデルはどんな走りをするのかとても興味がでてきました。

機会があれば試したいと思いCXD4のレポートを終わります。

 

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