坂バカプロモーションスタッフRYOです。
前回はカーボンクリンチャーホイールのALX845Cをインプレしました。
想像以上の出来映えに、カーボンチューブラーモデルの走りにも興味がわきました!
というのも私は、ロードバイクを始めた頃からチューブラーを使っているチューブラー党なのです。
今年、ブランド名をA-CLASSからALEXRIMSにリニューアル。
多くのホイールブランドが外注するカーボンリムも自社生産するこだわり。
そんなALEXRIMSのフラッグシップモデルをインプレします。
目次
【ALX850インプレッション】
インプレホイール: ALEXRIMS ALX850
55mmと高めのディープリムを採用したカーボンチューブラーホイール。
ワイドリムが増えてきた最近では珍しく、21mmワイドのオーソドックスなつくりです。
実測重量は1413g (F609g、R804g)
※クイックリリースは含みません
商品情報ページはこちら
https://www.riteway-jp.com/pa/alexrims/820501.html
インプレライダー:坂バカスタッフRYO
身長174cm 体重59kg
クライマー系オールラウンダー(でありたいと思います(笑)
ヤビツ峠(名古木交差点~)TT:36分
ツールドおきなわ市民210km完走(ギリギリ)
400kmくらい走りました!
【高速域で最大のパフォーマンスを発揮するエアロダイナミクス】
期待通り空力性能は間違いありません。
いつも軽く回して32km/hで走ってるところで、35km/hくらいは出てる感じです。
特に優秀なのが、38km/h~の高速域。
スピードの伸びが抜群!
失速しにくく、軽く体重を載せるペダリングで速度を維持できます。
21mmという最近では細い部類に入るトラディショナルなリム幅は、高速になればなるほど有利です。
【スピードに伸びを与える剛性】
トルクを掛けて踏んだ時は、決してガチガチというわけではないのですが、リジッド感があります。
パワーがしっかりスピードに変換される感覚があり気持ちいいです。
特に下ハンドルを持ってもがくような場面では、スピードの伸び止まりが思ったより高い速度域にあり抜群です。
【堅牢な自社製造カーボンリム】
自社製造のカーボンリムはかなり「カッチリ」してます。
試しに指でギュッと押してみてもほとんどたわまないですし、かなり安心感があり堅牢さを感じます。
ビジュアルにつおても、クロス模様もマーブル模様もまったく無いマットブラックで精悍です。
【横方向の剛性を向上させるハイローハブ】
リアハブで特徴的なのは、「ハイローフランジハブ」。
スプロケットが着くことで左右非対称になり、左右のスポークの角度も左右非対称になる宿命のリアハブ。
ALX850では、フリー側のフランジを大きくすることで、可能な限り左右のスポーク角度を対称に近付け、横方向の剛性低下を防いでいます。
【最高級エアロスポーク&インターナルニップル】
スポークはほとんどのハイエンドホイールで採用されているSapim CX-RAY。
1本あたり500円もします。
超軽量なのに空力も最高なのが特長です。
厚みが0.9mmと、一般的なエアロスポークよりも薄いので前方投影面積が小さいのです。
ニップルはリムに内蔵されたインターナルニップル。
確かにタイヤを外さないとフレ取りが出来なくて手間はかかる部分はあります。
でも、ニップルを潰しにくく、スポークをしっかり張れる点が◯です。
【詳細画像もどうぞ】
確実な固定を実現するタイヤ接着面
軽量アルミフリーボディ
付属品
【まとめ】
ALX850は自社製造の堅牢なリムが、独自のキャラクターを生み出しています。
高速域での「伸び」と「巡航」がとにかく抜群。
発進加速だけは軽量性を狙ったカーボンホイールと比べてしまうと重たさがあります。
でも、ヒルクライムの低速域~スプリントの高速域はむしろ小気味良く入力に反応してくれます。
個人的に特に気に入ったのは、踏みやすくて、さらに踏みたくなる気持ちいいフィーリング!
気付くとスピードがノッていますよ!
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