FELTのバリアブルアングルステムについては以前こちら
で記事にしましたが、新たな発見がありましたので、追記することにしました。
コラムを固定するネジとステム本体とのスキマに黒い樹脂のようなものが挟まっているのが見えます。
ネジを通って黒い輪っかのようなものが挟まっているのが分かりますね。
「この輪っかは何のためにあるんだろう」
というのが素朴な疑問でした。
色々な人に聞いてみたところ、
なるほど!という回答が得られました。
バリアブルアングルステムにはステム本体の内側に割りの入ったシムが入るのですが、それを外してみると、、
黒い輪っかが少しはみ出しているのが見えますね。
これに割りの入ったシムを差し込むと・・・・
こうなります。
割の入った部分をずらしてはめようとすると・・・
丸い輪っかがぶつかって入らないようになっています。
輪っかがぶつかってシムが入りません。つまりこの輪っかが、、、
「正しい位置で使えるようにガイドの役目をしている」
わけです。
おまけで、ステムのネジを締めたあとにぴたっとすきまに収まるので、雨や汗からネジを守ってくれたり、、
角度を変える事があるバリアブルステムなので、ネジを緩めた時に輪っかがわずかながら抵抗になって落下しにくく、なくしにくいなんてこともあるかもしれませんね。
以上、無くてもいいけど、あると何かと便利かもしれない
バリアブルステムについている輪っかについての記事でした。