GT プレッシャーアンカーの仕組みと固定方法 BIKE & TRAILER 2020.09.04 FELTやKCNCのプレッシャーアンカーとは違うのでご注意ください。(過去の記事はこちら) GTのフルカーボンフォークについている専用プレッシャーアンカーがこちら。 GTのプレッシャーアンカー。ヘッドキャップがプレッシャーアンカーとセットになった専用設計なのが特徴。 目次1 構造と仕組み2 取り付け方3 動画で紹介 構造と仕組み パーツを分解した画像。構造がシンプルなため軽量です。 上のボルトを締めこむと赤い矢印方向に動いたパーツによって、緑矢印方向にパーツが押し出され、コラム内壁に密着し固定される。 ヘッドキャップ自体がトップキャップボルトを兼ねているとも言えます。 内側にはネジが切られていて、コラムに固定されたプレッシャーアンカーとこのキャップによってヘッドパーツのガタを取る仕組みになっています。 取り付け方 まずプレッシャーアンカーとトップキャップボルトのネジ山がすべてかかるようにしてください。 取り付ける前に全部ネジを締め切ってしまうと、ヘッドのガタを取ることができません。 プレッシャーアンカーのウスをコラムに入るくらいまで緩めておきます。 プレッシャーアンカーのコラムへの固定は5ミリのアーレンキーを使用。トップキャップボルトは6ミリアーレンキーなので、トップキャップをスルーして奥のネジを締めこむことができる。 トップキャップを後から取り付けようとするとコラムの奥に落っこちます。ご注意ください。 プレッシャーアンカーが固定出来たらトップキャップを6ミリアーレンキーで締めてヘッドパーツのガタを取ります。 動画で紹介 GTのバイクを買った方のメンテナンス時のお役に立てると幸いです。 ライトウェイプロダクツジャパン カスタマーサービス 鎌田でした。