2021 FELT ベルザスピードにフルフェンダーを付ける方法

2021 FELT VERZA SPEED ベルザスピード

クラナのシーライトを装着する手順をご紹介します。

加工が必要ですが、やり方さえわかれば比較的簡単に装着できます。

スタイリッシュなベルザをより一層美しくしてくれます。

CURANA CLITE クラナ シーライト

#365523 700C×35mm ブラック 税抜価格¥7,350

2021 FELT VERZA SPEED40 基本設計は変わっていないがフレームの仕上げが微妙に変わりより一層美しさを増した全く新しいモデル。

フロント編~取り付けのコツは2つだけ

①フォーク取り付け金具の曲げ加工

そのまま付けると前上がりになりすぎて、後ろがタイヤに当たってしまうので、吊り金具の曲げ加工が必要です。
ペンチで少し後ろに曲げます。私はちょうど近くにあったのでモンキーレンチで挟んで曲げました。
ペンチよりも広い範囲を挟めるので意外にいいです。

②フォーク取り付けネジの取り付け方

吊り金具取付には赤で囲ったボルトナットを使用したが、少し長いので手持ちがあれば後5ミリ短いものが良い。

斜め上から写真のようにネジをうまく通すことができます。長めのミニツールを使えば、写真のような使い方で固定することができます。

付属の六角レンチを使う場合にはトルクをかけた締め付けができないので、モンキーレンチをうまく使えばがっちり固定できる。

③ステーの固定

ステーのフレームへの取り付けは赤枠のボルトナットを使用する。
もともとフレームについていたボルトよりも少し長い。
純正のステーの長さだと、10ミリほどあまりが出ます。
先端にキャップをかぶせて完成。気になる方は10ミリカットすればさらにスッキリすると思います。
タイヤとの間隔も一定で美しい仕上がりになりました。
2021モデルから油圧ブレーキになりブレーキキャリパーの形状が変わったので、ステーが干渉しなくなりました。
前からボルトの頭が見えないのもスッキリしていていいですね。

ステーがフェンダーの外側を通らずすっきりした見た目になるのがクラナのシーライトの特徴です。

今回使用しなかった新型VERZAの隠し技

なんとフロントフォークのエンドにステーを通して固定する穴が2つ開いています!
ステーを通してボルトで固定するという仕組みです。ネジが長いと写真のように飛び出してしまうので、短めのボルトも用意する必要があります。ステーが長すぎるとホイールがはまらなくなるので、絶妙な長さにカットする必要があるため、今回は見送りました。ここをうまく使えばさらにスッキリと装着ができそうです。

リア編~フェンダーのカットと穴あけが必要

ベルザはフェンダーステーの固定台座の位置がシートステーにあるので、そのままの位置だとステーが届きません。
ステーをフレームに固定するには、ステーの位置をここまで上げる必要があります。それに伴ってフェンダーをカットする必要が出てきます。
フェンダー全体を進行方向に回転させて、穴の位置を約11センチ前方に移動させます。
カットするのはチェーンステー側。写真の説明の通りにカットと穴あけ加工が必要です。
穴あけにはドリルを使用。クラナのフェンダーは樹脂をアルミでサンドイッチした構造なので穴あけ加工は簡単です。
ボルトが5ミリなので、5.5ミリの穴をあけました。
フレームへの固定は写真赤枠部分のネジとワッシャーを使用。
カットした部分はやすりがけをして触って怪我をしないように整えます。

シートステーブリッジの穴あけ加工

付属の吊り金具は穴の位置が違うため使えません。矢印方向に穴あけ加工が必要です。
必ずチェーンステー側の位置を確定したあとにシートステーブリッジの位置決めを行う。
ドリルで5.5ミリの穴をあけます。
ピタリと装着できました。
フェンダーが110ミリ短くなったことでスポーツバイクらしさが増した印象です。
フェンダーを装着したほうがバイクがかっこよくなるのがクラナのシーライトですね。

 

加工は必要ですが、取り付けをしてしまえばネジが目立たないのでこちらの方がすっきりした仕上がりになりますね。
フェンダーとタイヤの幅はジャストサイズでした。
これだけバイクをスタイリッシュにするフェンダーはクラナのシーライトしかないのではと思います。高価ですが毎日乗るバイクだからこそ、見た目の美しさにはこだわりたいですね。

見た目が美しいフルフェンダー

費用は掛かるがかなり美しい仕上がりになるのでおすすめです。700Cモデルはフェンダー表面の柄が選べるのも嬉しいです。

クラナシーライトの詳しい情報はこちら

2021 FELT VERZA SPEEDの詳しい情報はこちら

ライトウェイプロダクツジャパン カスタマーサービス

鎌田でした。