トップチューブにボトルケージはどうでしょうか?

こんにちは、自転車通勤担当のサキです。

グラベルロードのトップチューブにはボトルケージの台座がついてますよね。

普通はトップチューブバッグを固定するための物なのですが、ボルト間ピッチはボトルケージと同じなのでトップチューブにボトルを取り付けることが構造的には可能です。

他の人よりも水分補給量が多く、フロントトライアングル部分にカッパを収納しようと計画しているので、ボトルの収納場所を求めて試してみました。

 

取り付けは問題無し

トップチューブ ボトルケージ グラベルロード (7)

トップチューブのこちらのボルトに取り付けます。

トップチューブ ボトルケージ グラベルロード (4)

ボルト間ピッチは64mmなので、ボトルケージと同じ幅です。

車種によってヘッドチューブから1つ目のボルトまでの距離は異なります。

 

反対向きならOK

ボトルを取り出しやすい方向ということで、前向きに固定してみると・・・

 

ボルトの先端がステムに当たってしまうのでNGでした。

トップチューブ ボトルケージ グラベルロード (9)

というわけで反対向きに固定します。

 

トップチューブ ボトルケージ グラベルロード (5)これでボトルを引き出すことが出来ます。

走行中でも意外と問題無く使えました。

 

問題は2つ

 

トップチューブ ボトルケージ グラベルロード (3)まず1つ目の問題はスタンドオーバーハイトが8cmほどアップしてしまうことです。

試したVRはスローピングが強めですが、それでもサドルから前に降りた時にまた上にボトルが当たります。

軽くつま先立ちをしないといけないので、信号待ちの時は結構なストレスです。

トップチューブバッグでも同じストレスはあるのですが、もう少し前方に固定されることと、低めのサイズなので何とかなる範囲です。

2つ目の問題はペダリング時の接触です。

普段ボトルが入っているダウンチューブ付近は比較的足の隙間が大きいスネ周辺なのでボトルと接触することはありません。

トップチューブにボトルをつけると隙間の狭い膝~太もも部分にボトルを挟み込む感じになります。

そのため普通にペダルを回すと足を回すたびにボトルと膝が軽くこすれてしまいます。

ペダリングできなくはないですが、長距離を走ると妙なペダリングになって膝を痛めてしまいそうです。

 

結論

トップチューブ ボトルケージ グラベルロード (8)トップチューブにボトルを取り付けるのはやめておきましょう!!

小さなバッグタイプがお勧めです。