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GTのクロスバイクTRAFFIC COMP
こんにちは、カスタマーサービスのカマタです。
前回VIRAGE COMP の紹介記事を書きましたが、今回はTRAFFIC COMPのご紹介をしたいと思います。というのもこのVIRAGEとTRAFFIC、もし自分がクロスバイクを買うなら、何が違うのかを調べるだろうなと感じたからです。
TRAFFIC/トラフィック
MTBのテクノロジーによりスピードと快適さを手に入れたシティスポーツバイク
スローピングフレームとディスクブレーキ、ちょっと太めなタイヤを採用しGTらしいタフなイメージに仕上がっています。
フロントフォークとタイヤががっしりしているので、VIRAGEよりもTRAFFICの方がゴツイ印象です。
シッカリ握れるラバーグリップ
VERAGEはエルゴノミックグリップでしたが、こちらは普通の丸型のグリップです。悪路走行でもしっかり握れるようになっています。
ライザーハンドルバー
VIRAGEとは違い、TRAFFICはMTBなどに使われるものと同じハンドルが採用されています。悪路でのコントロール性能が重視されています。少しアップライトなハンドル形状なので、街乗りにも向いていると思います。
GT WING
グリップはGTオリジナル。グリップ単体で販売が無いので、大事に使いたい。
セミインテグラルヘッド
フレームにベアリングが内蔵されるタイプになっています。
フロントフォークはVIRAGEがアルミ、TRAFFICはスチール。
レーシーなサドル
サドルはVIRAGEと同じで比較的レーシーなものが付いています。
適度なクッション性もあり、快適性にも配慮しています。
安心のシマノ製の変速回り
変速回りは安心のシマノ製を多用しています。
クランクはGTオリジナルですが、前変速機(FD)はシマノ製
後変速機(RD)
VIRAGEがリア8速に対して、TRAFFICはリア7速(カセットスプロケット)。変速機のグレードはVIRAGEの方が高いものになっています。耐久性、変速性能もグレードが高い方がよくなりますが、シマノ製の変速機は遜色ない十分な性能を誇ります。
ディスクブレーキ搭載
前後メカニカルディスクブレーキを搭載。
天候によらず安定した制動力を発揮してくれます。
メンテナンス時に困らないフルアウターケーブル
ワイヤーがフレーム内部を通らず、全てアウターケーブルでおおわれているので、インナーケーブルが傷みにくくなっています。
700×38Cタイヤ
38ミリ幅のスリックタイヤが付いています。タイヤの溝はVIRAGEよりも深め。
エアボリューム重視で悪路の走行でも快適で、舗装路でもスリックタイヤなので心地よく走ってくれます。
タイヤのクリアランスが広い
38Cを付けていてもまだまだ余裕です。タイヤの選択肢は広そうです。45Cとかでも大丈夫そうです。
ここは現物合せで合うかどうかという話になってきますので、ご注意ください。
フェンダー、キャリアの取付はどうか
フロントフォークのエンド部分にはフェンダーのステーを止める台座、キャリアのステー台座の両方が付いています。
フォークの中ほどにもダボ穴が開いているので、そこでもキャリアのステーを固定できそうです。
フォーク上部にはしっかり穴があいているので、フェンダーの取付も大丈夫そうですね。
リアはどうか
エンド部分にはキャリアとフェンダー両方のネジ穴があります。
シートステーにはキャリアダボがありました。
これでキャリアはクリアできそうです。
シートステーのブリッジの部分にもネジ穴が開いています。
フェンダーの吊金具を使って固定が可能です。
チェーンステーのBB付近には、フェンダーを固定するダボ穴と、センタースタンドの台座が用意されています。
サイドスタンドを使うよりも台座が用意されているので、こちらを使った方がスマートでしょうね。
気になる乗り心地
①軽い走行感
VIRAGEと同じで、思った以上にスピードが出て、快適に乗れるバイクだなというのが最初に漕ぎ出して感じた印象です。
よくよくバイクを比べてみましたが、VIRAGEとTRAFFIC、メインフレームは共通でした。乗り心地が近いのが納得できました。
TRAFFICの方がフォークもタイヤも太いので、VIRAGEよりも少しのんびり走るのに向いています。
②高い安定感と快適性
GTの「トリプルトライアングル」のおかげ。
シートステーが細くて長いので、衝撃をしっかり吸収してくれます。そしてシートステーがシートチューブを挟み込むように外側に広がっているので、安定感も増しています。
VIRAGEよりもTRAFFICの方がより安定感と快適性が増しています。もちろん太いタイヤとフロントフォークの違いです。
その他のポイント
ボトル台座は二か所 VIRAGEもTRAFFICもフレームが同じなので、2モデルとも2か所あります。
シートクランプはネジで固定するタイプで盗まれにくいです。
「TRAFFIC」の歴史を調べてみました。
最初に登場したのが2010年モデルから。比較的新しいモデル名です。トップチューブにラバーガードが付いていたり、盗難防止のQRを搭載したりと、街乗りに特化したバイクでした。
まとめ
トラフィックは退屈な朝のラッシュアワーを叩き潰すスポーツバイクだ。MTB譲りのハイドロフォーミングされたアルミフレームは軽量かつ堅牢。地面を蹴り飛ばすような、軽快で痛快な加速とスピードに乗った走りが楽しめる。
ということで、
クロスバイク選びのご参考になれば幸いです。