カーボンに続いて組み上がったアルミフレームのGT グレード
持ったときの印象は思っていたほど重くないでした。
グレードカーボンからALEXRIMS RXD3を移植、パーツもほぼ同じ。
フレームだけアルミにし、乗り比べをしました。
バイクに乗り初めて感じたのが重厚な走り。
GRADEカーボンとは全く違った乗り味にビックリしました。
一度動き始めると前へと進もうとする力が働き、足を停めてもスーっと前に伸びる感覚もありました。
平地区間で40km/hまでスピードを上げ維持するのが楽だと感じたほどです。
クランクを踏み込んだときのダイレクト感が強く路面を感じながら走れます。
マウンテンバイクでダートを走っている感じに近いなと思いました。
登りでもバイク重量を感じさせない走り!
ペダルに掛かる負荷が100%バイクが進む力に変わります。
特にダンシングの加速、スピード維持に優れていて、ダンシングを交えて走ればギア変速も少なくすみ体への負担も軽減できます。
コーナーはGRADEカーボンより外側に押し込む力が必要ですが、きっちり押し込んであげればバイクは安定し機敏に曲がれます。
(押し込めないと外側外側へと膨らんでいきます)
下り区間はバイクの安定、コーナーの安定、スピード維持、全てが驚異的な走りでした。
スピードが出る分、ブレーキコントロールが必要になります。
グレードはディスクブレーキなので安心して走れます。
グレード アルミ vs カーボン
グレードアルミバイクとグレードカーボンバイクではケイデンスの違い、振動吸収性の違い、この2つの違いがありました。
ケイデンス70~80回転前後で低めのほうがアルミバイクはよく進む印象。
振動吸収性はGRADEカーボンバイクとは違い舗装路の切れ目、ちょっとした段差でバイクが暴れます。
(上手く抜重してあげれば問題ありません)
バイクが素直な分、乗り手が重要になり楽しく走れます。
グレードアルミバイクは舗装路全般ではグレードカーボンバイクより進みます!
アルミフレームだからといってネガティブな印象は全くありませんでした。
GT グレードアロイエキスパートはサイクルスポーツを初めたい、通勤を楽に走りたい、街中で使用したいという人にお勧めします。
アルミフレームですのでカーボンのように割れてしまう心配もありません。
タイヤ幅も35c(35mm)まで入る設計になっています。
(ロードバイクだと25c前後のタイヤになり細くて不安があります)
グラベルロードだと舗装路だけでなくオフロードも走れ、一台で楽しみの幅が広がりますよ。
次回はダート編 楽しみにお待ちください。
山中 真(やまなか しん)
セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝を中心に走るオフロードライダー。近年はシクロクロスにも東海地方のレースをメインに参戦中。GTサポートライダー。
主な成績
・2014年 SDA王滝 5月 100km 4時間28分6秒(現コースレコード)優勝
・2017年 SDA王滝 5月 100km 4位、11月 120km 4位
・2016年 東海シクロクロス シーズン成績 2位
・2017年 JCX シクロクロス広島 優勝
ブログ
http://blog.livedoor.jp/sevenride/