KCNC「SC FORCE」ドロップハンドル インプレ 山中真

前々からハンドルを軽量したいと思っていましたが、普通は軽くするとなるとカーボン製の物になります。
私は舗装路メインで練習しますが、レースとなると(シクロクロス、トレイルライド)ダート率が高く少し不安があり踏み切れませんでした。

オフロードではロードより落車の回数も多く、カーボン製ハンドルだと落車でのハンドル折れが心配ですしバーテープを巻いているので破損に気づくのも遅くなります。

なので少しでも軽いアルミ製ハンドルを探していました。

 

KCNC SCフォースはスカンジウム製で重量223gです

剛性は高くハンドルを強く左右に押し込んでもたわむことがありません。落車でのハンドル折れはもちろんありませんし乗っていて全てが安心感へと変わります。

形状

下ハンドルを持ったとき小指が下側のカーブに引っ掛かりバイク、体が安定します。

サイズ

芯~芯で420mm 精度の高さが分かります。

 

ハンドルを軽量にすることで、バイク全体が軽くなった感覚に

特にハンドル操作が軽くなり、コーナーワークが楽に速くかけ抜けることができるようにもなりました。

振動吸収性はカーボン製よりは劣りますが、確実に振動が手、体に伝わってくるのでタイヤの感覚をつかみやすいです。

ダンシングもより軽やかに行え上半身への負担が少なく助かります。

3年前からシケインでバニーホップできるように練習しています。
ハンドルが軽くなることでフロントアップが楽になり35cmまで飛べるようになりました。
まだまだレースでできるレベルではないのでシクロクロスシーズンまでに練習したいと思っています。

SDA王滝100kmレースでは長く激しい下りがいくつもあります。
少しでも手、体への負担を減らす為に下ハンドルを使用しようと思っています。
少しでも振動吸収できるようにバーテープを厚目に巻いて対策しています

 

実重量223g、持ったときに思わず軽いと声が出ます

価格も16,800円(税抜)と重量から考えると安く、この重量帯なら普通はカーボン製で値段も倍近くになってしまいます。

自転車で体が触れている場所はハンドル、サドル、ペダルの3点です。
そこに不安があれば乗っていても気持ちよく走れませんし、攻めきれません。

より安全、リスク減らす為にKCNC SC FORCEに変えてみませんか?

価格、性能ともに満足できる商品です。

商品ページはコチラ

https://www.riteway-jp.com/pa/kcnc/product/sc%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%B9-sc-force/

 

山中 真(やまなか しん)

セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝を中心に走るオフロードライダー。近年はシクロクロスにも東海地方のレースをメインに参戦中。GTサポートライダー。

主な成績

・2014年 SDA王滝 5月 100km 4時間28分6秒(現コースレコード)優勝
・2017年 SDA王滝 5月 100km 4位、11月 120km 4位
・2016年 東海シクロクロス シーズン成績 2位
・2017年 JCX シクロクロス広島 優勝

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