タイヤの主流がチューブレスになりパンクリスクも減りましたがタイヤのハメ変えで大変な思いをしてませんか?
以前自分も大変な思いをしていました。
タイヤがハマらない、タイヤはハマったがビートがあがらないなど色んな苦労をしました。
フロアポンプで1時間以上ポンピングして諦めたこともあり今ではコンプレッサーを導入しています。
今回、タイヤのハメ方、ビートの上げ方などタイヤメーカーからアドバイスをもらった事を書かせていただきます。
これをマスターすれば苦労なくタイヤ交換できるようになりますよ。
TIPS1. チューブレステープを重ね巻きしよう
ALEXRIMSとiRC Tireの相性は緩いです。
タイヤのハメ変えは簡単ですが、フロアポンプでビートを上げるのは至難の業。
ALEXRIMS CXD4はチューブレスリムではないのでチューブレスレディキットでチューブレス化します。
まず、ホイールに付いているリムテープを剥がし綺麗にします。
そこにチューブレスレディ用のテープを貼ります。
あとはチューブレスバルブを取り付けたらチューブレス化完成です。
しかし、CXD4とiRC Tireの組み合わせだとこれでビードが上がることはありません。
コンプレッサーでも厳しいと思います。
フロアポンプならばリムテープ3周以上、コンプレッサーならばリムテープ1〜2周
ビードを両側ハメてタイヤを引っ張った時に、リムとタイヤに隙間ができたら緩い証拠。リムテープ巻く周を増やしてください。
この調整をきっちりやっておけば、これからのタイヤ交換が安易になります。
TIPS2. タイヤはバルブを最後にハメる
タイヤ片側だけタイヤをハメます。
バルブが最後になるように矢印方向へタイヤを押しながらハメます。
それでも固い場合、既にハマっているビードをリム中央から外側(赤い矢印方向)へ揉み出せば幾分ハメやすくなります。
TIPS3. バルブコアを抜いて空気を入れる
バルブコアーが外れる物であれば外してあげれば空気の入る量が多くなりビードが上がりやすくなります。
空気が入りビートが上がれば一度空気を抜きシーラントを入れて下さい。自分は50ccくらい入れています。
まとめ
ホイールメーカーによってリム外径が違い、タイヤメーカーも違うとなれば自分で調整をしなければいけません。タイヤをハメるのがキツい場合はどうにもなりませんが緩い分には自分で調整できます。
最近はここにリム打ち対策でインサートを入れるようになってきたのでタイヤのハメ変えが大変です。もしかするとインサート入れた時はリムテープを何周も巻かなくてもいいかもしれませんね。今度試してみます。
山中 真(やまなか しん)
MTB、シクロクロス、グラベルを楽しむオフロードライダーで、セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝5月のコースレコードホルダー。GTサポートライダー。
主な成績
・2014年 SDA王滝 5月 100km 4時間28分6秒(現コースレコード)優勝
・2017年 JCX シクロクロス広島 優勝
・2020年 東海シクロクロス第2戦山県氏おおが城山公園 C1優勝
・2020年 東海シクロクロス第3戦ワイルドネイチャープラザ C1優勝
ブログ
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