坂バカスタッフRYOです。
KCNCの「センターロックアダプター」を紹介です。
6ボルトローターをセンターロックハブに取り付けできる
6ボルト式ローターをセンターロック式ハブ/ホイールに取り付け可能にするアダプターパーツです。
最近ではシマノの純正ローターがセンターロック式のみであることもあり、センターロック式のホイールが増えています。
センターロック式はカセットスプロケットと同じようにロックリングで締め付けるため、素早く脱着できることがメリットです。
デメリットは、ローターを嵌めるスプライン(溝)付きの台座を設ける必要があるので、ハブ側、ローター側ともに重量が嵩みます。
6ボルト式は小さなボルトを6本も使用するので面倒ですし、工具が滑るとボルトの頭を潰したり手を怪我したりしがちです。
ただ、シンプルな構造ゆえに軽量に仕上げられることが最大のメリットです。
このアダプターは、センターロックの簡単な取付け、6ボルトの軽さ、どちらも良いとこ取りをできるパーツです。
ディスクロードの軽量化におすすめ
通常の6ボルトローター用のステンレスボルト6本でも16gほどあるので、27gというのは非常に軽量です。
センターロックアダプター7075(27g)とKCNCのローター レーザー(74g、160mm)を組み合われば「101g」になり、最軽量を実現できます。
参考としてセンターロック式だと160mmの標準的なもので130g、軽いものでも108g、加えてアルミ製ロックリングが10g程度です。
ロードバイクのディスクブレーキ化が進んでいますが、重量的にデメリットがあることも事実。
ディスクロードの軽量化をしたいという方に特におすすめできます。
6061と7075の違いは実は素材だけでなく、よーく見ると7075の方がより贅肉を削ぐように細部を削り出していて綺麗です。
とは言え、本当によーく見ないと分からないのでほとんど自己満足ですね(笑)
6ボルトより取付けも簡単
対応ハブ:センターロック式、12mmスルーアクスル/10mm QRアクスル
まずは6穴の開いたパーツを取り付けます。
次に突起のあるパーツにローターをセットします。
上記の二つのパーツでローターを挟むように取り付けます。
最後にカセットスプロケット工具を使用してロックリングを締めます。
ロックリングがまっすぐセットされていて、スムーズにねじ込めていることを確認しつつ締め付けてください。
締め付けトルクは本体に記載あるように40N/mです。
最後にローターにガタが無く、確かに固定されていることをご確認ください。
※組み合わせによってはガタが出る場合があります。その場合はご購入店へお問い合わせください。
通常の6ボルト式ハブと6ボルトローターの組み合わせに比べて、素早く取付け取り外しができます。
美しいCNCとアルマイトがアクセントに
バイクにまたがった状態でも鮮やかなアルマイトが見えてテンションが上がります。
フェルトの完成車FR Advanced 105に付属するホイールに取り付けたら、偶然なのかハブボディと段差無く滑らかに繋がって美しいです。
反ローター側からもチラ見えして、心くすぐられますね。
CNC削り出しは、美しいだけではなく高い精度にも貢献しています。
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