SR SUNTOUR Q-LOC2 の構造

SR SUNTOURのフロントフォークのスルーアクスルは独自規格になっていて、他社製品と互換性はありません。

どんな構造になっているのでしょうか。

使い方

一般的なスルーアクスルだと、フォークにネジが切ってあり、シャフトをくるくると回して締めこむスタイルですが、SR SUNTOURの物はどちらかというと従来のクイックレバーと同じような感覚で使える便利なシャフトです。

レバーと反対側のつまみを押しまわすとひらいた爪が引っ込む仕組みになっています。ハブ内部が段付き構造になっている場合はここの仕組みを使うとスムーズに脱着が可能になります。
つまみを押し込んで回転させると、広がっていた爪が引っ込む。
爪を引っ込ませた状態でハブに挿入する。(ハブ内部が段付き構造になっていなければ爪を引っ込ませる必要はありません)
反対側までシャフトを貫通させて・・・
再度つまみを回すと爪が広がる。
あとは通常のクイックレバーと同じ。つまみでレバーの位置を調整して、レバーを倒して固定です。

内部構造

分解してみました

分解は比較的簡単。Cリングをうまく外せばあとは部品をなくさないように気を付けて分解できます。泥が詰まって動きが悪くなったりしたときに分解洗浄できますね。
爪は黒い樹脂パーツに先がはまっているので、万が一оリングが千切れてしまってもバラバラになることはありません。
使っているうちにоリングが劣化して緩んできます。千切れても補修用のリングは扱いがありませんが切れてしまってもバラバラになる可能性は低いです。

Q-LOC2と旧モデルのQ-LOC1は互換性があるので、今1を使っている方も2へアップグレードすることができます。

以上、簡単ですが、SR SUNTOURのQ-LOC2の構造についてでした。

ライトウェイプロダクツジャパン

カスタマーサービス カマタアツシでした