坂バカプロモーションスタッフRYOです。
目次
インプレッション第三弾はアルミフレーム、Superlite Custom Butted Alloyです!
F75、F85、F95がこのフレームで、一般的に採用される6061アルミより高剛性を実現できる7005アルミを採用しています。
第一弾UHC Advanced + Textreme カーボンのインプレッションはこちら
第二弾UHC Ultimate + Textreme カーボンのインプレッションはこちら
インプレ前に是非読んでほしい情報
※インプレ第一弾と同じ内容です。
まだ読んでない方は、是非読んでからインプレをご覧ください。
インプレッションと言っても、当然のことながら個人の感想です。
乗り手によって感想は変わりますので、是非、眉に唾をつけてご覧ください(笑)
インプレする私の情報
・174cm 57kg
・平地は普通、登りと下りは比較的得意、スプリント力は皆無です(笑)
・絶対的なパワーは低く、どちらかと言えば心肺機能で走るタイプ。
・ヤビツ峠(名古木交差点~)のベストタイムは36分、和田峠は15分。
・ヒルクライムレースでは、だいたい上位10%程度。
・ロードレースは、ツールドおきなわ市民210kmでギリ完走できるかどうかという程度。JCRCはCクラス。
パワーライダーとは大きく異なるインプレッションになるかもしれませんのでご注意を。
評価の方法は「☆」で
最高評価は星五つ。
あくまでFシリーズをグレード別に比較した際の評価です。
他ブランドやモデルと比較したインプレとは異なりますのでご注意を(笑)
アルミフレーム、Superlite Custom Butted Alloy
具体的なモデルは、2013モデルのF75(54サイズ)です。
スーパーライトカスタムバテッドアロイは2016モデルのF75、F85、F95に採用されています。
EASTON社でアルミフレーム用パイプセットの開発を手掛け「フレームの魔術師」と呼ばれたジム・フェルトの理想を追求したアルミフレームです。
特長①サイズごとのパイプチューニング
フレームサイズごとに専用のパイプを用意し、バテッド位置、テーパー角度、接合角度を最適化。想定されるライダーのパワーと体重に適したライドフィールを実現します。スーパーライトカスタムバテッドアロイの名前の由来はこれです。
特長②レーシングジオメトリー
最も廉価なF95であっても、カーボンモデルと同じジオメトリー。(唯一の違いはヘッドチューブ長が1cm長いです。)オーソドックスで誠実なジオメトリーです。フロント回りの剛性が高く、バイクを振ったときにパワーがダイレクトに伝わる、ハンドリングのキレがいいというのが、Fシリーズのらしさですがそれはアルミでも共通です。
自分のバイクとして1年半くらい乗っています。少な目に見て15000kmくらいは乗ったと思います!
バイクスペック
フォーク: UHC Advanced カーボン
コンポーネント: SRAM Apex, ROTOR 3DF
ホイール: SHIMANO DURA ACE 9000 C24 TU
タイヤ: Vittoria Corsa SC 23c
サドル: TIOGA Spyder Stratum
重量: 7.4kg(ペダル込)
結構軽く仕上がっています!
剛性☆☆☆☆
まず、フォークとヘッド周辺のフロントは、カーボンのトップグレードと同等の剛性感です。バイクをふってパワーを掛けたときの安心感はクラスで飛び抜けています。
踏んだ時のリア周辺の剛性は、重さは少し感じますが、かなりしっかりしています。平地でそこそこスピードにのったところからさらに踏むときのフィーリングが気持ちよくてけっこう好きです。
しなり☆☆☆☆
カーボンのアッパーグレードのUHC Ultimate+TextremeやAdvanced+Textremeの走りと違い、フレームのしなりを感じギヤを掛けやすいです。多少ラフに踏んでも大丈夫!
振動吸収性☆☆☆
きれいにペダリング出来ているときは快適。疲れてペダリングが乱れてくるとなんだか振動を感じ始めます。
ただ少なくともアルミでイメージするガチガチな感じではないです。
加速スピード☆☆
それなりにダルさを感じます。特に低速からの加速はあまり得意ではありません。中速域からの加速はフレームのしなりによって踏みやすくいい感じです。
中速巡航性能(30~35km)☆☆☆☆
そんなにきれいなペダリングでなくても、それなりに踏んでおきさえすれば失速しにくいため巡航は得意!
高速巡航性能(35km~)☆☆☆☆
カーボンフレームのような軽やかさはありませんが、スピードのノリは非常に優秀です!ギヤが掛けやすく、高速を維持できます。
ヒルクライム性能☆☆☆
正直なところ、ヒルクライムでは走りの重さを感じます。でも、フロント回りの剛性・ハンドリングはしっかりしていて、レーシングバイクとして全体的に洗練されているため、ダンシングでもバイクを振りやすく、踏んだ分は確実に進んでくれるのが頼もしいバイクです。
ダウンヒル・コーナーリング性能☆☆☆☆☆
アルミフレームでもFシリーズのハンドリングはキレがあってかつニュートラル!カーボンフレームと特に遜色ありません。私はFシリーズに乗り換えて、ロードレースで集団でコーナーに入る恐怖感がかなり緩和されました。
スプリント性能☆☆☆☆
加速には少し重さがあります。でも、フロント回りの高い剛性で踏んだパワーが逃げません。バックは踏むと若干のタメがあって、長く踏み続けられるのが美点です。
まとめ
Fシリーズアルミフレームのいいところは、レーシングバイクとして基本設計に妥協が無いことです。煮詰められたレーシングジオメトリー。キレがよくニュートラルなハンドリング。パワーを逃がさない高いフロント剛性。リズムをとりやすく適度なペダリング剛性。
ハイエンドカーボンと比較すると性能差があることは否めませんが、基本性能が本当に間違いないので、細かいことは言わずにガシガシ使ってほしいです!
剛性が高すぎること無く、リラックスしてペダリングできるのもいいところです。
ヒルクライムでは性能差を感じるかもしれませんが、ロードレースであれば全然問題ありませんし、カーボンホイールを装着することで更なる性能アップが見込めますよ\(^^)/
次はエントリーグレードカーボンのUHC Performanceをインプレッションします!
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