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アーバンフルグリップタイヤの性能は実際どうなの?
溝が全く無いツルッとしたビジュアルがいい感じなタイヤですね。
2900円で重量458g。
どちらかと言えばクロスバイク向けに作られたタイヤです。
ただ、価格とタイヤ幅の割りにとても軽量に仕上がっています。
商品ページはコチラ
https://www.riteway-jp.com/pa/013407.html
このタイヤをFeltのマルチロードバイク「VR」に装着して試してみました。
https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/vr/
チューブはサーファス スタンダードチューブ。
対応幅が28~38Cと幅広いところがオススメです。
転がりがとても軽いことが第一印象
もともと付いていたのが28Cで260gの軽量タイヤだったのに対して、35Cで458g。
さぞ走りが重くなるだろうと想像していましたが、抵抗なくコロコロ転がるイメージで非常に軽い走りです。
8万円以下のクロスバイクに付いてくるタイヤであれば、これに交換することでかなり走りを軽くすることが出来ます。
推奨空気圧でふわふわの乗り心地
アーバンフルグリップタイヤには、体重ごとの推奨空気圧が設定されています。
私は体重60kg弱ですので、前56psi、後58psiに設定しました。
すると、笑っちゃうくらい乗り心地が良いです。
クロスバイクに付いてくるタイヤってゴムが厚いためゴチゴチとした乗り心地のものが多いです。
このタイヤは、最低限のゴムでタイヤをしなやかに保っています。
これによって、チューブ内の空気が効果的に振動を吸収していることを感じます。
グリップもまずまず
35Cの太さがあり、タイヤもしなやかです。
めちゃくちゃグリップが良いという印象はありませんが、一般的なクロスバイクタイヤ以上のグリップ力はあります。
少なくとも、溝がないからと言って、滑ってしまうことを心配する必要はありません。
28cの高級レースタイヤと比較すると?
平地走行での転がりは、レースタイヤに迫るものがあると思います。
特に20~25km/hで流して走っているときに軽く感じます。
さすがに30km/h以上に加速すると、重さを感じます。
登りは重量があるので、重さを感じることは否定できません。
特に立ち漕ぎをすると、タイヤが変形してパワーロスしていることが分かります。
立ち漕ぎでの軽さを得たい場合は、推奨空気圧にプラス10psiすると変形を抑えられます。
グリップは35Cの太さがあるので充分です。
ただ、高級レースタイヤの高級コンパウンドを使ったグリップとは感覚が異なります。
とは言え、このふわふわの乗り心地は、28Cレースタイヤではありえません。
乗り心地重視でロードバイクにアーバンフルグリップタイヤを選ぶのはアリだと思います。
まとめ
手頃な価格のクロスバイク用タイヤとしては欠点がありません。
特に軽い走りとふわふわの乗り心地は魅力的です。
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