ローラーはどうも好きになれず、実走派のスタッフナカシです。
固定ローラーは辛い、飽きる・・・、3本ローラーは何か物足りない・・・と、ローラー選びで迷宮入りをして、トレーニングを継続できていない方は多いのではないでしょうか。
今回は3つのパターンのローラーを乗り比べ、パワー計を使用して比較してみました。
【固定ローラー】
固定ローラーは筋トレ感、ストイック感がでてしまい、かなりのモチベーションがないと辛くて継続しませんでした。ヒルクライム、インターバルトレーニングには向いているという感触です。
【3本ローラー】
次に3本ローラーCycleOpsのアルミニウムローラーを試してみました。
3本ローラーは実走派の私には非常に合っていました。実装感があり、ペダリングや体幹を意識してトレーニングすることが出来ます。
ただ、負荷の無い状態ですとワットは110w(1.9w/kg)くらいしかでません。110wというと、かなり流している状態、心拍で言うとMAX値の50~60%ほど。俗にいうLSDのゾーンです。ペダリングトレーニングと割り切ってやるにも、短時間ではなかなか濃いトレーニングにならず、長時間やるには平日のトレーニングとしては難しいものでした。
【負荷付き3本ローラー】
次に上記で使用したアルミニウムローラーに後付できるレジスタンスアダプターを付けて、負荷付きにしてみました。もちろん最初からアダプターが付いた状態ものも販売しています。
このアダプターは非接触型で磁力で負荷をかけるタイプで、負荷レベルは0~5の5段階調整可能です。実際に乗ってみると、レベル2、3はアップやペダリングトレーニングとして使い、レベル4、5は5%の坂を程よい負荷で登っている感覚です。下の画像を見て頂くとわかりやすいですが、
序盤はレベル3で130w(2.2w/kg)です。次はレベル4で160w(2.8w/kg)、最後にレベル5で190w(3.3w/kg)といったトレーニング内容でした。特にもがくようなトレーニングではなかったので、さらにワットをかけるようなトレーニングであれば300w(5.2w/kg)までは可能な感触です。300w(5.2/kg)まで出せれば、固定ローラーで行うような高強度のトレーニング以外は可能だと思います。
まさに私が求めていたトレーニングができ、感動しました!3本ローラーは何か物足りない・・・、固定ローラーほど強度はいらないけど、短時間で濃いトレーニングがしたい!という方におすすめです。
負荷付き3本ローラーは、負荷もかけられ、ペダリングスキルも上がり、体幹、バランス感覚も鍛えられる 夢のようなローラーではないでしょうか。
ローラー選びで迷宮入りしている方は、負荷付き3本ローラーを一つの選択肢として加えてみてはいかがでしょうか。
詳しいスペック等はこちらから