【FELT / KCNC】
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ロード サポートライダーの風間 博之選手による商品インプレッションをお届けします。
プロの選手の声をどうぞ。
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今回のインプレ商品: |
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product name FELT F1 フレームキット
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速く走るために追及されたバイク
フレームは軽くて硬い。特にBB回りの剛性が高いと感じる。しなりが少ないため、踏み込めば素直に推進力に変わってくれる。ダンシングも問題なく、まだ500㎞程度しか乗っていないがフレームの癖が少なく、とても乗り易い。ヒルクライムでは、羽が生えたようにヒラヒラと登り面白い。スプリントでは、BB剛性の強くフレームのしなりが少ないので、踏めば踏んだ分、推進力に変わるので強くなった気がする。速く走るために追及されたバイクであると感じる。だが、メリットもあればデメリットもある。BB剛性が高いため、脚へのダメージが大きいと感じる。踏んだ力が直に脚に跳ね返ってくる。その反発に耐えられる脚力がある選手でないと、このフレームは体力を消耗させてしまうだろう。
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product name KCNC セラミックジョッキーホイール
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パワーロスを極力減らすことが可能
ヒルクライムレースや長距離レースで機材に求められる重要な要素は、パワーロスを極力減らすことであると思う。たかが数ワットの差であっても、積み上げれば大きな差となる。その大きな差によって結果が変わるのであれば、機材によるパワーロスは無視することはできない。だが、変速機にサードパーティー製を導入することは抵抗があるものだ。シフトが悪くなるのでは、という疑問を抱くのが当たり前ではあるが、今のところ(過去2年間)シマノアルテグラ、デュラエースでは、変速に大きな問題はない。特に変速で重要となるのがスプリント時(力が加わった変速)だ。昨年はスプリント勝負が数回あったが、しっかりと結果を残せているので問題ないと感じている。沖縄で負けたのは、私の実力不足だ!(笑)
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