ブレーキがない自転車

	ブレーキがない自転車



昨今、自転車利用者の人口が増え事故発生件数が増えたことにより、自転車の取り締まりが強化され、摘発されているシーンを何度かニュースで目にすることがあったかと思います。なぜ、摘発されてしまったのでしょうか？　多くは、ブレーキが付いていないことが原因だったようです。「えっ、ブレーキが付いていない！？」と驚かれる方もいるでしょう。ピストバイクという競技用の自転車があり、変速機、前輪または前後輪にブレーキが付いていません。これを、競技用ではなく、公道で走行すると、罰せられます。道路交通法では、両輪または片方の車輪にブレーキがない自転車は「整備不良」として、公道での走行を禁止しているからです。違反すると5 万円以下の罰金が科せられる場合があります。



ピストバイク競技用の自転車。変速機、ブレーキが付いていないのが大きな特徴です。ペダルの回転が後輪の駆動に直結している固定ギアとなっていて、スピードは出やすい自転車です。最高時速は50～ 60キロメートルに達すると言われています。ブレーキが付いていないため、停まる際には、回転しているペダルを止めて制動する必要があり、強い脚力や高い技術が求められます。交通ルールを守り、楽しい自転車生活を送りましょう。

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