RITEWAY_BIKEブランドを支えてくれている素敵なお店をご紹介します。
「Cycledays(サイクルデイズ)」
神奈川県小田原市にある「Cylcledays(サイクルデイズ)」さんです。
2016年4月に小田原市栄町にオープン。その後現在の国府津に移転して、23年4月で7周年を迎えます。
店長の佐々木さんにお話を伺いました。
「サイクルデイズ」という店名の由来を教えてください。
お店をやるにあたり、他と被らない、日本だけでなく海外を含めても無いものにしようと思っていました。人々の暮らしの日常、僕らの日常というところにフォーカスしようと思っていたので、スポーティーな名前にはしないでおこうと思っていたところに、ぱっと出たのが、他とかぶらないで日常っぽいネーミング「サイクルデイズ」でした。
検索しても世界中に同じ名前の自転車にまつわるのものがなかったので決めました。
どうして名古屋出身なのにこの地でショップを経営することになったのですか?
もともとスポーツ量販店のサイクルコーナーで働いていまして、転勤族でした。小田原エリアで勤務しているうちに、スタッフの方々に整備を教えるトレーナーのような立場になり、小田原を拠点に持ちながらトレーナーとしての業務をしていました。
その頃から小田原という地に魅力を感じるようになっていました。海、川、山が直ぐ側にあって、ちょっと遠出すれば箱根、富士山、温泉がある。海も静かだし、西湘バイパス(平塚から箱根の入り口まで伸びる海岸線の有料道路)から見ると海がエメラルドグリーンで驚きました。
2014年に10年間働いた区切りとして、ナミビアのチャリティーに参加し、南アフリカまで足を伸ばしました。そこでアップダウンがあって、ぶどう畑やりんご畑が周囲に広がり、丘から海を見下ろす景色が素晴らしかったんです。
その時みた景色と小田原で見た景色が重なったことで、改めて小田原という地の良さを実感しました。
RITEWAYをおすすめしていただいていることについてお話を聞かせてください。
見た目が大前提で、そこにスペック面での安心感や性能がついてくるので、おすすめし易いブランドです。試乗車を用意してバリバリ使っているけど、塗装が傷まないことにまず驚きます。
そしてホイールの品質が特に良い。これは他のブランドと明らかに違うところですね。まっとうな製品づくりを続けてくれている印象です。この数年でどんどん良くなりましたね。この価格でこの部品構成、そう来たか~という感じです。
特にコロナ禍になる前は、私個人的なロード・シクロクロスのトレーニングから帰ってきて、そのまますぐにお客様向けサイクリングツアーに行くなんて事が多かったのですが、 そういった上位モデルのスポーツ自転車と比較してもライトウェイの自転車が気持ちよくよく走ることをにあたらめて気づきます。「これ、やっぱ良いじゃんって笑」・・・選ばない理由が見つからない、というのが正直なところです。もちろん残念ながら予算から考えてドロップしてしまう人もいます。
それでも手に入れた人は、その人の描いた自転車生活を遥かに凌駕したものを手に入れています。近くの移動用ためと思って買った方もいまではここから鎌倉までの距離を往復しています(なんと約60キロ)。思っていたものを遥かに超える。どんどん行ける距離が伸びていく 遠くに行ける。その人の人生は間違いなく変わっています。
購入したあと、ブランドにより一層愛着を持ってくれている方が多いです。ライトウェイを見かけると親近感が湧いて話しかけたりすることもあるそうです。ブランドに「近さ」を感じているのかもしれない。いい意味でのローカル感。ローカルなコミニティに入ったような感覚があるんじゃないでしょうか。
「ライトウェイは愛があるブランドです」
接客するときに、ライトウェイが持っている空気感が刺さることが多い。愛がある会社であり、それがライトウェイブランドなんですよ、と伝えています。シンプルでおしゃれな他ブランドと少し違うところは、会社の暖かさを感じるところや、ウエットなところが残っているところ。ユーザーさんや自転車を乗っている方の生活をどうよくしていこうか、それをよく考えている会社だということが伝わってくる。
フレームカラーに合わせてパーツのカラーを変えるというのはいまでは真似するブランドが出て来ていますが、登場したころは斬新でした。コストだけでなくて こうやったら楽しい、喜んでもらえる、うれしいだろうな、という開発思想を感じることができます。スポーツバイクに対して目指していることや、打ち出していること、ちゃんと想いを持った会社が支えてくれているブランドですね。(*RITEWAYのブランド名は、RITEWAY PRODUCTS JAPANが生み出すオリジナルブランドの名前です。)
どんな方が来店されますか?
ライフツールの一つとして自転車をはじめてみたいという方が来店されます。そことRITEWAYのブランドがとても良くマッチしています。ブランドのWEBサイトで当店を見つけてくださって、POPUPショップ開催のお知らせを見て、という方が多い印象です。すでにWEBサイトでブランドのことやお店のことをお調べ頂いている方は、第一接客が終わっていて、店舗の雰囲気をご理解いただいて来店されているので、説明に共感していただけることが多いですね。
試乗してもらい、なるべくその場では決めていただかずカタログをお渡ししておかえりいただく。そうすると自分の中でも整理がついて、スタートする準備が整う。ちゃんと楽しむ準備をした上でライフスタイルバイクのある暮らしをスタートできます。
モデルごとのおすすめポイントやこんな方におすすめというポイントがあれば教えてください。
シェファードシティ
初めてのクロスバイク。初めての方には真っ先にシェファードシティに乗ってもらうようにしています。ポジションがシティーサイクルに一番近いのでホッとする 椅子も下がるので安心です。試乗した結果、アシスト自転車を探しに来た方が買うパターンもあります。キャンプツーリングにも使えたりと、選択肢が増えるオールマイティーなバイクです。一番ストライクゾーンが広く、とても提案しやすいバイクです。
シェファード
見た目にピンときた方。ライトウェイらしさを求める方はシェファードを選ぶ方が一番多いですね。ハンドルが低いので初めての方はなれが必要ですが、なれると力のバランスが良いので遠くまで走るのにおすすめです。マットな塗装でホリゾンタルフレーム、スタイルと乗車ポジションを維持するためにホイールサイズも変わるんですよ、とこだわりのポイントを接客で説明しています。激坂がある方はシティーをお勧めしますが、そうでない場合は見た目でシェファードを選んでもらうパターンが多いです。
グレイシア
グレイシアの見た目が好きな方は多いです。ミニベロが好きな方に唯一安心しておすすめできるバイクです。実際にオフロードを走ってみたけど、グレイシアはいいです。重心がしっかりしていてガシャガシャ感がない。サドルがよく下がるので、小学生の買い替え用にもおすすめしています。
パスチャー
ハンドルが手前に来ているけど、ちょっと低めなのが特徴的。デザインで刺さる方が多いです。
パスチャーとグレイシアはシートクランプをクイックレバーに変更すれば家族と共有できるのも嬉しいポイントですね。
マンションだと駐輪場のスペースが限られている家族も一定数いらっしゃいます。
ソノマ
ソノマは「ソノマ」というブランド というかジャンルになっています。お問い合わせが一番多く、入荷をまたずしてご成約になることがほとんどですね。
カスタムベースとしてもベーシックなフレームデザインなので良いです。あとあとホイールやコンポをグレードアップしたりという方もいらっしゃいます。グラベルバイクとしてもきちんと走るし、オンロードバージョンもよく進むし。とてもいいバイクだと思います。購入してく人の半分は初めての一台、 半分はロードの人のサブバイクです。
ZIT
こういうまっとうなお子様用自転車を待ってたんです! 発表後、すぐに甥っ子へ納車しました(笑)
すでに彼は成長に合わせた2台目のZITに乗っています。
なんと言っても軽さが売り。タイヤを変えればオフロードも走れるので近くのフォレストバイクで走っているお客さんも多です。ZITは5色すべてのカラーが見られるように展示していて、全サイズ揃えてフィッティング出来るようにしています。サドルがしっかり下がるフレームデザインなので、またぎやすいのもポイントですね。
ありがとうございました。
佐々木さんの信念やお店の目指している理念などがあれば教えてください。
お店の理念は「自転車で人々と地域にポジティブな変化を」というものです。
シンプルに自転車の暮らしを始めるだけでいい。忙しくて乗れないときもあるけど、ちょっと離れても感じられるパワーが自転車にはある。実は旧店舗の水害によって水没してしまい、現在の店舗に移転してきました。
絶望して落ち込みながら書いたこの文字は移転後の店舗にも掲示しています。
「The bicycle is a simple solution to some of the most world’s complicated problems.」
自転車はこの世の中のあるさまざまな複雑な物事を解決してくれる最もシンプルな手段だ。
自転車って、ひとびとのくらしに近いところでちょっと人をしあわせにする、大きな視点でも絶対役に立つという思いがあります。だから水没しても立ち直ることができたんです。間違いないものに携われているという自信があります。
ものよりコトだとか、サブスクだとか、そういったものが出てきてはいるが、ひとの体験を作るものはまっとうな物だと思っています。これを軽視しちゃいけないと思っています。正しいものを正しい方法で作ることが大事で、自転車も同じことが言えます。
自転車って、誰が組むかで全然違うんですよね。うちの試乗車に乗って驚いてくださることも多いし、ごくたまに感動で涙を流す人もいます。ネットで簡単に買えるものが増えましたが、自転車はネットで買ってしまうと、あとあとお客様のコストは上がってしまう。これがちゃんと伝わってほしいなと思います。
ちゃんとお客様におすすめできる展示台数をご用意できたので、お客様にご満足できる展示内容になっています。
ぜひご来店頂いて、実際に物を見てお話をして、ライフツールの一つとしての自転車を始めていただければと思っています。
・今回は取材にご協力いただきありがとうございました。
神奈川県の湘南~西湘エリアでRITEWAYのご購入をご検討されている方は、ぜひ訪れていただければ幸いです。
お店の情報
定休日:火曜・水曜
この記事が気に入ったら
「いいね」してね!