商品開発担当 左木による、ライトウェイのキッズバイク ジット(ZIT)のご紹介です。後ろで楽しそうにしているのが、影の開発担当の娘と息子です。
自転車が大好きな子どもを増やしたい! 自転車で冒険して欲しい!自分の力で遠くに行けた自尊心を高めてほしい!
そんな父としての想いからジットの開発をスタートしました。
実は自分の娘に最高の自転車をプレゼントしたい! というのが個人的な裏目標でもあります(笑)
ジットのポイント
日本最軽量 6kg台
自由に操れる
安全に止まれる
すぐにペダルで走れる
=自転車が大好きになる
まずはざっくり商品ラインナップから
ZITは14インチから20インチまで4サイズ展開。
各サイズカラー展開は同じでブラック、ネイビー、ベージュ、スカイブルー、レッドです。
男女問わず、人気のカラーはスカイブルー(水色)です。娘に何色が欲しい??と聞いたら即答で水色でした。
RITEWAY ZITが完成するまでの道のり
理想のキッズバイクを作るために開発をスタートしたのが発売からさかのぼること4年前の2017年です。
試作1号機を作った時はまだ娘は2歳。
日本人の生体計測データベースを基に最適なフレーム設計を行うのがライトウェイバイクの開発の基本となっていますが、実際に幼児に乗せると、想定とは違った挙動が出てきて、当初は2018年に発売予定でしたが、何度もフレーム設計をやりなおすことになりました。
以下のようにライトウェイバイクの開発では、大量の日本人の体格データを使用して、手足の長さや関節の角度をシュミレーションしてから試作品を作ります。
実際に子供たちに乗り比べてもらうために、自転車乗り方教室を開催。
これから補助輪なしで乗り始める3歳~6歳の子供たちが試して、一番乗りやすいハンドリングやライディングポジションを追求。
現在開催中の自転車教室は以下のリンク先にてご確認頂けます。
4年の開発期間と12回のフレーム設計変更、4世代の試作品を経て、ようやく量産品の仕様が決定しました。
小さかった娘も6歳に。お友達と一緒にサイクリングに行けるぐらいに成長。 もう16インチは小さく、20インチに乗れる身長になりました。 この頃は、半分は娘のために開発しているのに、早く完成させないとマズイ・・・・と焦ってました。(汗)
軽さは正義
子どもが自転車が大好きになるために絶対に外せなかったのが軽さです。
4歳児の体重は15kg=一般的な幼児車は13kg
これは大人が50kgの自転車に乗るのと同じ比率になります。50kgの自転車でサイクリングに行こう!と言われたら、私はお断りします。
実際に子どもたちと乗り方教室をやっていても、なかなか上手くならないというご家族の自転車を見ると、重い自転車に乗っているというのが共通していました。(あと、サイズが合ってないというポイントもあります)
上手く乗れない、乗っても楽しくない、自転車が嫌い・・・・とならないために、開発予算ギリギリまで軽量化を突き詰めています。
軽量なアルミフレームはもちろんですが、大人用の自転車だと6万円クラスまで重い鉄フォークですが、ZITは非常に軽いアルミ合金のフォークです。
足回りも軽量リムにレーシングホイール同じように少ないスポークで組み上げています。
ステムも不要な部分は肉抜きしたりと、細かい軽量化への努力を積み重ねて世界的ににも最軽量レベルの幼児車になっています。
車体が7キロと軽いので、当時5歳になったばかりの娘でも、自分で自転車を持って階段をグイグイ登ってきます。
ジットのフレーム設計のポイント
特に14、16、18インチサイズは補助輪なしでもフラフラしづらいように、フロントフォークの設計を何度もやり直しました。
幼児車は車輪が小さく特にふらつきやすいので、思い切った安定志向に振っています。
逆にフレームの後ろ側(チェーンステー)は短くして、スポーティーなキレのある取り回し感覚とのバランスを取っています。
リアエンドは深めに作っているので、もっと安定性が欲しい場合はチェーンを伸ばして、リアホイールを後ろに移動も可能です。
サドルは安心して地面に足が届くように、低床設計としています。
一般的な16インチのスポーツタイプと比較して、45mmほど低床になっています。
足がしっかり地面につくから安心して練習ができて、すぐに自転車に乗れるようになります。
安全につながるフィッティングへのこだわり
ここまでは自転車がすぐに乗れるようになる側面を紹介してきましたが、もう1つの大事なポイントが曲がる、止まるという動作です。
ハンドルの握りやすさとブレーキの引きやすさにもこだわっています。
上の写真は14インチに乗っている3歳の男の子ですが、しっかりとブレーキレバーに指が回っています。
当たり前のように思えるかもしれませんが、レバーまで指が届きづらい自転車が結構あります。ZITは幼児専用に作られたレバーを採用し、握り部分も大人よりも細い専用サイズになっているので、ブレーキレバーが無理なく引き込めます。
子ども用としては最高級品のレバーとブレーキを組み合わせて、止まるために必要なレバーを引く力も非常に軽く仕上げています。力の無いお子様でも軽く握り込むだけで、しっかりと止まってくれます。
さらに日本人キッズの胴長や腕の長さを踏まえたハンドル位置や、幅、ハンドルのカーブなど、コーナリングが自然にできるように操舵系パーツを特注で制作しています。
スペックを見て頂くと、サイズによって、ハンドルバーの幅が全部違うという点は、販売店の人にも驚かれます。大人用自転車でも非常に珍しく、子ども用ではまずあり得ません。しかし、子どもの肩幅は成長段階でどんどん変わっていきますし、4歳の子供に7歳児と同じハンドル幅ではまともにステアリングできるわけがありません。
無理なく操作できるという点に徹底的にこだわりました。
ZITに乗ると自転車が大好きに!
こどもに細かいメリットを語る必要もありません。乗ればわかる、この笑顔です。
一番乗りやすい、軽い、安全な自転車を一人でも多くの子供が使って、自転車の文化を日本に根付かせることができればと思います。
1年後の編集後記
1年前にこの記事を書いてから、娘はどんどん大きくなり小学生に。20インチのサイズもそろそろ窮屈になってきました。16インチで足もつかず、補助輪で開発サンプルを乗っていた時からは考えられないほどの成長!
おままごとや、お絵描きが大好きなインドア派ですが、時々自転車でお出かけしようと誘ってくれます。
普段車で行っているようなレストランやお店、公園に目的も無く自転車で走っていくのですが、自分の足を使って目的地へ到着した時の娘の笑顔が眩しいです。本当に自尊心に満たされた、いい笑顔をしてくれます。
自分で達成したこと、どこに行っても初めての挑戦であること、風を切って走ることの爽快さ、いろんな要素があるのですが、やはり人間は移動することに喜びを感じる生き物なのだと思います。
もっと遠くへ行ってみたい、知らない土地を見に行きたいという気持ちを未就学児から応援してあげられるのが、スポーツ自転車の本当に素晴らしい所ですね。
3歳になった息子は自転車に興味を持ち、姉が「姉が自転車に乗りに行く」と言うと、「僕も行く!」と張り切ります。
まだキックバイクモードで歩くよりも遅いぐらいですが、何とも楽しそう。
普段の足に加えて、軽量スポーツキッズバイクとしてフィールドでもたくさん遊びました。
子どもでも遊べるMTBパークで娘と息子が夢中になって練習。少しの坂道があるだけで、子どもにとっては大冒険。
当時4歳の息子は、何回も、何回も転倒したのですが諦めず、1日中コースで遊んでいました。少しづつ工夫を積み重ねて、最後には足を離してスイスイと曲がりくねった道を器用に走る姿に感動!!
ペダル付きで走れる6歳の娘は普段の公道では味わえないオフロードの不安定さを楽しんでました。オフロードを走る場合はオプションパーツでブロックタイヤを用意しておりますので、そちらを装着するのがおすすめです。
普段の部屋は散らかしている彼女ですが、自分の自転車はキレイに洗車してました(笑)
近所の友達とソフトクリームを食べに行くサイクリングツアーを企画。わずか2kmほどの距離ですが、助け合いながら子供の力だけでソフトクリーム屋さんに到着。
みんな大変満足そうな顔しております。 自分の意志と力で見知らぬ土地に行けるというのが自転車の素晴らしい所というのを改めて認識。
姉の後を追って、4歳児でも自分で階段を持って上がります。軽量なのでほぼどんな動作も自力でできます。
スポーツバイクで幸せな家族時間を過ごせる人がもっと増えてくれることを願っています。
娘へ、ここまで一緒に自転車をサポートしてくれてありがとう。
編集後記パート2
上の編集後記からさらに2年経過しまして、娘は20インチをサイズアウト! でも大丈夫です、もう22、24、26インチ開発完了しました!
これで大人になるまで超軽量キッズバイクを乗り継ぐことができます。中学生の娘が私の作ったZITを選択してくれるかどうかはわかりませんが(笑)
20インチを卒業した娘は24インチを選びました。ここまで乗り継いだサイズは、3歳で14インチ、4歳で16インチ、5歳で20インチ、8歳で24インチです。3歳と4歳で14インチと16インチを乗り継いだのは商品開発の必要性があったからなので、通常であれば14インチ、18インチ、22インチと1つ飛ばしで乗り継げるように設計しています。
おまけ
たくさんの親子と自転車で関わってきて、パパ、ママからたくさん質問を頂いたので、そこから得られた私の考えをお伝えしたいと思います。
何歳から自転車に乗り始めれば良い?
「まず自転車にのれる」の定義は、補助輪なしでペダルを回して走って、安全に止まれるという状態とします。
子どもの発達、興味は人それぞれなので、何歳が正解というのは難しいのですが、買うタイミングは誕生日というパターンが多いと思います。
14インチ(90cm~)に乗ることを想定して発育データを見ると、3歳だと身長90cmに達している子も半分程度いるので、体格的には乗れる子どももたくさんいます。
*引用:厚生労働省 年乳幼児身体発育調査より
平均的な所で、3歳、4歳、5歳から選ぶなら、バランスの良い自転車スタートタイミングは4歳の誕生日です。5歳でも丁度良いという子もいます。
3歳から自転車に乗せようという親御さんもいらっしゃいますが、子どもの運動神経の発育を考えると、体格が良くて、相当センスが良い子でないと乗りこなせません。運動機能の例だと、一人歩きができるようになる月齢も生後9か月から16か月と9か月もの個人差があるので、同じように3歳でも4歳児並みの運動機能がある子もいます。
でもそれは非常にまれなので、4歳スタートが教える方も乗る方も無理なくできるタイミングです。はっきりと言えることは無理して早すぎない方が良いです。ペダルを回せるとスピードも出るので、ブレーキングスキルを身に着けていない子どもだと危険も伴います。
自転車ペダリングをスタートする目安としては、
①サドルを一番下に下げた状態で両足のつま先から土踏まずぐらいまでが地面につく身長。
(足の長さは個人差が大きいので、身長だけで判断せずに実際にお店でまたがって確認してください。ZITは特にキックバイク前提で設計しているので、同じタイヤサイズの他社自転車と比べても足つきが良いので、ZITの現物に乗って頂くことをおすすめします)
②キックバイクでグライド(両足を離して進むこと)ができる
の状態であれば、練習をスタートして良いと思います。
一番大事なことは、本人がやりたいかどうか。怖がっているのであれば、無理してペダルの練習をする必要はありません。
自転車を作っている私の息子も5歳になりましたが、まだ14インチのキックバイクモードで遊んでおります。 乗りたくない、怖いと思っている子供にペダル練習させるのは親子の仲が悪くなるのでやめておきましょう(笑) 教えるのも大変です。
焦らなくても自然と周囲のお友達の様子などを見て、やってみたいと言うようになります。
キックバイクを買うか、14インチの自転車を買うか迷ってます
2~3歳でキックバイクを買わなかった親御さんから、「もう4歳になるのですが、いきなり自転車を買うよりキックバイクから始めた方が良いと聞きました。」という相談を頂きました。
既に4歳ならキックバイクを買わずに自転車(ZIT)を買った方が正解です。
理由は数か月キックバイクの練習をしたら使わなくなってしまうので、もったいないからです。ブレーキ性能や、ペダルの回しやすさなどを考えても、14インチのキックバイクよりも、自転車を買う方が安全で楽しく走れます。
ZITはキックバイクとして使えるように、駆動系を外して以下のカバーを装着することができます。¥1480(税込¥1628) これを使えば足を真下まで伸ばせるので、14インチのキックバイクと同じ動作ができます。
簡易的にはペダルだけを外してもキックバイクのように使うこともできますので、足の長さに余裕がある子であればキックバイク用BBカバーは使わなくても、キックバイクとしての練習が可能です。
子どもが自転車に乗りたがらない・・・
4~5歳で興味を示さない時は、無理やり練習するのはやめておきましょう。自転車が嫌いになってしまいますし、自転車に乗ることは転ぶ恐怖があるので、子どもにとって大変な冒険です。子どものペースを大事にしてあげてください。
5歳後半になっても自転車に乗りたくない!というお子様におすすめなのは、友達とサイクリングするイベントです。
1~2kmぐらいの範囲で子供が好きなもの(公園、ソフトクリームなど)に自力で走っていくイベントをお友達数人と一緒に計画します。
あと週末のお休み3回来たら、**ちゃんとソフトクリームサイクリングに行くよ!と声をかけると、今までやらなかった子が急に練習を開始します。(この年齢になると、友達と遊びに行くのが大好きです。そして自分だけ乗れないのはちょっと恥ずかしい・・・という自我も出てきます)。
まだキックバイクにしか乗れなくても大丈夫です。1~2kmであれば歩いてもたどり着けます。短い距離でも子どもにとっては大冒険。自分の力で目的地に行くという体験が、自転車を大好きにしてくれます。
補助輪付きで乗り始めた方が良い?
ZITの基本設計思想は補助輪なしです。補助輪付きの自転車に乗ってしまうと、どうしても補助輪を外すことに子どもが抵抗してしまいます。
自転車に乗るための基本スキルは3つあり、ステアリング、ペダリング、ブレーキングで、一番身に着けるのに時間がかかるのがステアリング(バランスをとる反射)です。
補助輪があるとステアリング力が身に着かず、補助輪を外した後で練習することを子どもは結構抵抗します。
その結果、何回も補助輪をつけたり、外したりと、面倒ですし、子どものメンタル的にもさっきまでスイスイ走れていたのに、急に走れなくなるので面白く無くなってしまいます。(練習して成長している!という感覚を大事にしたい)
なのでオプションで14インチと16インチは補助輪を用意していますが、積極的に推奨したいわけではなく、例えば本人が自転車に興味があって、まだ足がつかないけど乗りたがる。誕生日にどうしても買いたいけど、14インチでも足が土踏まずまで届かない。予算の都合で16インチ1台を長く使いたい。という場合を想定しています。
補助輪ありで大きめのサイズを購入される場合は、十分に背が伸びて足が地面につくようになったら、まずは駆動系を外してキックバイクモードにして練習をスタートしてください。バランスが取れて、10mグライドができるようになったら、駆動系を戻してペダリング練習へ進むとスムーズです。
全然乗れるようにならない・・・
いきなりペダル付き自転車に乗せるのではなく、ステップを踏んで練習すれば大丈夫です。
一番おすすめしないパターンは、大きなサイズの自転車にいきなり乗せることです。
パターン1 キックバイクを持っている場合
・キックバイクで地面から両足を離して10m以上グライドできるようになる。(キックバイクを持っていれば、自然にできるようになっていると思います。)
・両足のつま先~土踏まずが地面につく自転車を買って、ペダルを外すか、キックバイクモードで自転車の重さに慣れる。(足がしっかり着くサイズが一番大事です、サイズが適切であれば以下のブレーキ練習と合わせて数日練習すればOK)
・ブレーキの練習をする。(キックバイクから入った子は足で止まる癖がついています。自転車の速度になると足で止まるのは制動距離が長くなって危険なので。) 安全な所でスタートとゴールのラインを決めて、ゴールの手前で止まるという練習がおすすめ。
・グライドとブレーキが自由にできるようになったら、ペダルを取り付けてペダリングの練習を行う。この時点で後ろから軽く背中を押してあげて走り出しても転ばないので、ペダルを回す動作に集中して練習できます。
・早いと2~3時間でペダルを上手に回せるようになります。
パターン2 キックバイクが無い場合
・両足のつま先から土踏まずまでが地面につく自転車を選びます。(もし足がつま先しかつなかい自転車を買ってしまった!という場合は無理せず身長が伸びるまで少し待ちましょう。どうしても最初の1台は乗れる期間が短くなってしまいますが、安全と楽しさを買うつもりで、サイズは妥協せずにいきましょう)
・駆動系を外してキックバイク状態にします。(費用かかかるのか、無償でやってもらえるのかは事前にお店にご相談ください。)
・10mグライドの練習と、ブレーキの練習。自由に旋回とバランスが取れるまで、2か月ぐらいはこのままで。
・ペダルを取り付けて、ペダリング練習。
・数時間で乗れるようになります。
しっかりキックバイクが乗れる状態(ステアリングとバランスが取れる)になったら、ペダルの回転習得は数時間でできてしまいます。
経験上 乗れない原因は、大きすぎる自転車のサイズか、自転車が重すぎる場合がほとんどです。ZITの14インチは5.8kg(ペダル、スタンドなし)ですが、一般的な自転車は12kg。体重13kgのお子様からすると、自分の体重と同じ重量の自転車か、約半分の自転車かは大違いです。
大人の体重と同じ重さといえば、60kgの原付スクーターです。初めて自転車に乗る人に、原付スクーターにペダルをつけて走らせるようなものなので、うまく走れずに重くて進まずに転んでしまうのも仕方がないことだと思います。6kg台の自転車を選んであげることで、上達がグッと早くなります。
キックバイク練習ができるサイズだと、乗れる期間が短い・・・
そうなんです、両足が土踏まずぐらいまで地面につくサイズだと、身長が10cmぐらい伸びるとサイズアウトしてしまいます。平均で1年10cm程度身長が伸びるので、適切なサイズだと1年ぐらいしか乗れません。
でも、最初の1台は是非足つきの良いサイズを選んであげてください。 小さな体にピッタリ合ったサイズの自転車にすることで、無理なく楽しく、安全に練習ができます。
2台目からはキックバイクとしての足つきを考慮しなくて良いので、もっと長く乗れます。
予算が厳しいので長く乗れる方法は無い? 3歳でキックバイクを買わずに14インチの自転車を買いたい。
1台目の自転車を1番長く乗るには、補助輪ありで足がペダル下までギリギリ届くサイズを選んでください。
下の写真は2歳になったばかりの息子(身長80cm)が14インチに補助輪付きで乗っています。さすがに2歳だとまだ走れませんが、身長85cmになればしっかりペダルの下まで届きます。
補助輪ありだと足つきを考慮しなくて良いので、5cm身長が低くても乗ることができます。そこから補助無しに移行する場合は、補助輪と一緒に駆動系も取り外して、一旦キックバイク状態へ。 ステアリングとバランスの練習を2か月ほどやったら、駆動系を戻して自転車状態にします。
目いっぱい14インチを使えるので、2歳半~4歳半と2年ぐらいは適正サイズで乗ることができます。
3輪車は自転車の練習になる?
サンプルは自分の息子だけなのですが、回転位置が自転車と全く違うので、練習にはなりませんでした。
3輪車を買うなら、12インチのキックバイクを選ぶ方がステアリングの練習になるのでおすすめです。
自転車にカゴとか泥除けが欲しい
子どもが使用するシーンを考えると20インチの自転車に乗るまでは、取り付けないことを強くおすすめします。
自転車で公園にお出かけする時にボールとか、お砂場セットなどをカゴに入れられたら便利!と思うかもしれませんが、カゴをつけるだけで1kg近くの重量増になってしまいます。大人の自転車に例えると5kgのお米をハンドルに取り付けるのと一緒です。
自然なステアリングができなくなりますし、ハンドルの切れ角が大きくなった時に切れ込みが加速して転倒するリスクも大きくなります。
子どもだけで公道を走ってお出かけする年齢では無いので、パパ、ママが荷物を持ってあげてください。
泥除けに関しても、幼児と雨の日に乗ることはまずありませんので、そもそも泥除けが不要です。泥除けがあると500g程度の重量増になります。
最後に、動画でも概要を紹介しています。
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