スポーツタイプの自転車を購入したら、挑戦してみたいのが長距離を走る「ロングライド」です。
ママチャリと比べると、格段にスピードも速く、自分が想像しているよりももっと遠くまで行けるのがスポーツタイプの自転車の魅力です。今までだったら考えられないような距離の場所へも、自転車で行ってみよう!と自然と思えるのではないでしょうか?
◎まず、ロングライドってどれぐらいの距離の事を指すの?
「長距離」と言っても、人によってその距離は様々ですが、これから自転車の購入を検討している、もしくは自転車を買ったばかり、という方が対象の「長距離」ならば、80~100km程ではないでしょうか。
100kmという数字を見ると、驚いてしまうかと思いますが、最初は20kmから始めて、次は50km、次は70kmという風に、徐々に距離を伸ばしていき、最終的に100km走れるようになる…という方法を取れば決して無理な数字ではありません。体力もないし、運動経験もあまりない、という人でも「自転車」という乗り物ならば、楽しく乗り切る事が出来るのです。
◎ロングライドって、何が楽しいの?
そんなに長い距離ずっと自転車に乗っていて、何が楽しいの?と思われるかもしれません。確かに、半日以上を自転車に乗って過ごすなんて、あまり考えられませんよね。しかし、50kmも走れるようになれば、周りの景色も変化します。普段はビルに囲まれた都会での生活から、田園風景の広がる里山を気の向くままに走る事が出来ます。そして、何よりも長い距離を走る事が出来た!という達成感がロングライドの魅力です。長距離を走れるようになると、自信にも繋がります!
◎ただ走るだけじゃないロングライドの醍醐味
長い距離を淡々と走るのでは、やはり面白みに欠けます。せっかく長い距離を走るのであれば、ロングライドの醍醐味「グルメ」を堪能しましょう!
まず、体重50kgの人が、時速20kmのスピードで約5時間サイクリングをした場合の消費カロリーを計算してみましょう。
[消費カロリーの計算方法]
1.05×METS×運動時間(h)×体重(kg) = 消費カロリー(kcal)
[池袋~代官山間をサイクリング]
1.05×8×5(h)×50(kg) = 約2100kcal
約2,100kcalも消費出来るのです!これだけのカロリー量を消費出来るのであれば、美味しいご飯も量を気にする事なく存分に味わえますよね。
ご飯だけでなく、変わりゆく景色を楽しんだり、一緒に走りに行った仲間と写真を撮り合ったり…走る事だけにとらわれず、思い思いの方法で楽しみましょう!
◎安全に楽しくロングライドを楽しむために
長距離を走るとなると、休憩はとても大切です。30kmに一度は休憩を取るように心掛けましょう。上でも述べている通り、自転車はカロリーの消費量が多いため、たとえ空腹だと感じなくても、意識して糖分を摂取するようにしましょう。コンビニで売っている大福や羊羹などがオススメです♪
また、夏の炎天下の中を走る場合は、水分補給を心がけて、熱中症にかからないように注意が必要です。冬場でも、思っている以上に汗をかいている事が多いので、必ず水分を携行するようにしましょう。
なかなか長距離に踏み出す自信がない、という人も少しずつ距離を伸ばしていけば、自然と長い距離を走れるようになります。もちろん、無理は禁物ですが、長い距離を走れるようになると、世界が変わりますよ!
天気の良い日は是非、お気に入りの自転車と一緒に「ロングライド」へ出かける予定を立ててみてはいかがでしょうか?
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