最近、スラリとした見た目の自転車を見かけることが多くなりましたよね?いわゆる「ママチャリ」とは違った、走ることに特化した自転車を「スポーツバイク」と呼んでいます。それでは、「ママチャリ」と「スポーツバイク」では、一体何が違うのでしょうか?
◎自転車の重さが違う!
https://www.riteway-jp.com/bicycle/riteway/
まず、ママチャリと比べると断然重さが違います。
- ママチャリ:約20kg
- スポーツバイク:軽いもので約7kg位から、13kg程度が標準的(素材や自転車の形状によって異なります)
なぜ軽く作ってあるのか、それは単純明快です。自転車が軽くなる、という事はそれだけ同じ力でも速く走る事が可能だという事です。
プロ選手が使用するような高額な自転車は、素材によっては7㎏を下回るものもあります。また、昨今の技術では5kgを下回るスポーツバイクを作ることも可能ですが、行き過ぎた競争にならないよう、競技によって重量の下限が設けられています。ツール・ド・フランスなどで有名なロードバイクでは6.8kgと決められていますので、多くのスポーツバイクはその重量を目標に軽量化が図られています。
◎スピードが違う!
https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/bikes/2017model/
自転車が軽くなるとスピードが速くなるのは当然ですが、比べてみるとこんなに違います。
- ママチャリ:時速約10~15km
- スポーツバイク:時速約20km以上
速さが違うと、例えばママチャリで40分かかるような場所へも、スポーツバイクなら20分で着いてしまいます。
速さの理由は、軽さの他にも、細くて抵抗の少ないタイヤ、ペダリングの負担を減らす変速ギアなど様々ですが、特徴的なのはその姿勢です。ママチャリと比べて前傾姿勢を取ることが多く、空気の抵抗を減らし、かつ体重をペダルに預けやすくすることで、効率よくスピードを出せるのです。
◎どんな坂道も登れる変速ギア
ママチャリと比べてスピードが速い理由として、「ギアの変速数」が多いという点が挙げられます。
ママチャリでは「固定~6段」といったものが主流ですが、スポーツバイクではなんと、「7~27段」のギアを搭載するものが標準的です。
上りはより軽く、スピードが乗っている状況でペダルの1回転でより多く進めるギアが搭載されています。また、ギアの「重さ(=変速比・ギアレシオと言います)」の間隔が狭いので、様々な路面状況に合わせて好みのギアを選ぶ事が出来るのも、スポーツバイクの特長です。
こちらのコンテンツで「乗り方講座」などを展開していきますので、引き続きチェックしてみて下さいね!
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