ちゃりん娘が担当してくれるこのコーナー、今回は嶋口佐知子さんです!
みなさんは、サイクリングやレース、練習の時の服装をどのように選んでいますか? 動きやすさ、速乾性などの機能性を重視する方や、可愛さ、派手さ、カッコ良さなどの見た目で選ぶ方。他にもコストパフォーマンスの良さなど基準は人それぞれ!!!
乗る自転車によってウェアを変える
私の場合は、乗る自転車の種類によって分けています。私は、ロードバイクと折り畳み式自転車を所有しています。ロードバイクは、主にレースに使用している為、その練習においても、ウエアや小物は、その為に開発され販売されていているものが、やはり一番機能的なので使ってます。
例えば、サイクリングジャージ。身体にフィットしている事で、空気抵抗の軽減ができますし、車や障害物に服が引っかかる心配もない。また、速乾性や通気性に優れているので、走っている時の身体の熱や汗を放出してくれます。手袋も、できるだけ薄手で操作がしやすいものをチョイスしています。ですので、オシャレに着こなすというよりは、機能を重視した上で、デザインで楽しむ傾向が強い感じになります。
それとは対照的に、折り畳み式自転車は、本当にのんびり近距離を走ったり、近所のスーパーへ買い物に行く時に使っています。すっと気軽に乗っていくものなので、服装もだいたい普段着で乗っていきます。普段着と言っても、私は、ヨガやエアロビクスを指導しているスポーツインストラクターが仕事なこともあり、普段着もスポーティーなものやカジュアルのものを着ています。また、普段着のようなカジュアルなデザインのサイクルジャージが増えてきているので、それを着用したりしています。最近は、アスレジャースタイル(着心地や機能性に優れたファッションでありながら、おしゃれに見える新しいスタイル)が流行っていることもあり、よりその傾向が出ています。
普段着でも安全性を重視しよう
ただ、普段着で折り畳み式自転車に乗ると言えど、安全が最重要ポイントになり、未然に事故を防ぐということを忘れないような服装だったり小物を選ぶ事を心掛けています。チェーンやペダルに服を巻き込んだり汚れたりしないように、膝丈のパンツを履いたり、ジョガーパンツにレギンスを合わせた、いわゆるヨガスタイルであったりと、ボトムスには特に注意を払って選んでいます。それに比べるとトップスは自由度が高いので、わざとワンサイズ大きいサイクルジャージを着たりして、オシャレを楽しむようにしています。
寒い時期には冷えに注意
冬の時期は、自転車に乗ると特に冷えてしまいやすい、首元や指先に、小物アイテムをプラスしています。鎖骨周りを冷やすと、太い血管を冷やすことになり、全身が冷えてしまうことに繋がるので、首元には、ネックウォーマー。乗車中の急な強風でも、絶対にほどけないので、マフラーより断然に安心感があります。そして、指先にはもちろん手袋を。ロードバイクほど繊細なブレーキコントロールが必要ではないので、自転車用ではない、いわゆる普通の手袋を身につけたりしています。ただ、素材によってとても厚かったり滑ったりするものもあるので、注意は必要かもしれませんね。
荷物は、サコッシュやメッセンジャーバッグを使ってひとつにまとめ、自転車を漕ぐのに邪魔にならないよう、身体にフィットするようなものをチョイスするようにしています。また、あえてサイクルジャージをチョイスし、背中のポケットに全てを入れてしまうというのもアリかもしれません。
安全面や機能性においては、自転車用のジャージや小物が優れている場合が多いので、一般的な服装や小物に、私達自転車乗り(ローディー)が慣れ親しんでるものを、アクセントとして取り入れミックスしていけば、色々なアレンジもできますし、オシャレの幅は、ぐんと広がっていくのではないでしょうか?
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