スポーツバイクに乗りたいと考えていても、ママチャリよりもお尻が痛そう…と思って躊躇していらっしゃる方、もしくは乗り始めたは良いけれどお尻の痛さをどうにかしたい!と悩んでいる方、多いのではないでしょうか?
今回は、そんなサドルによりお尻の痛みへの不安や疑問点を解決します!
◎まずはお尻の痛さの原因を探そう
スポーツバイクのサドルは、ペダルを踏み込む反作用によって、乗っているうちに痛くなくなってくる事がほとんどですが、それでもお尻が痛いと感じたら、まずは自分がサドルのどの部分にお尻を乗せているのか、確認しましょう。
もし、サドルの前のほうに座っているとしたら、それが痛みの原因です。サドルは後ろの部分の方が柔らかく、前の部分は固い素材で出来ています。前の方に座ってしまっているようでしたら、一度サドルの後ろのほうに座ることを意識してみて下さい。
◎ちょっとした工夫でお尻への負担をなくす方法
街中の段差を乗り越える際に、ママチャリと比べて固いサドルがついているスポーツバイクはその衝撃を受けやすいです。そのため、段差を乗り越える際には、お尻を上げて衝撃から逃れる癖をつけると、お尻への負担が減ります。
また、信号待ちのときも毎回サドルから降りてトップチューブをまたぐ癖をつけておくと、長時間のお尻への圧迫も解消されるので、オススメです。
◎前傾姿勢を見直すことで、お尻への体重をハンドルとペダルに分散
スポーツバイク特有の前傾姿勢が怖いから、という理由で足が地面にべったりつくぐらいのサドルの高さで乗ってるという方、いらっしゃるのではないでしょうか?
確かに、サドルを低くすることによって、乗車姿勢は楽になり、足も地面にすぐに着くので安心して乗ることが出来ます。しかし、この乗り方はお尻や足にかかる負担が大きいのが欠点です。
サドルの高さをつま先が地面にちょこんとつくぐらいまで引き上げると、ハンドルやペダルに体重が分散されるので、お尻の痛みを軽減することが出来るのです。さらに、サドルの高さを変えることで、効率よくペダルの体重を載せられます。そのため、足にかかる負担も減らせるので、楽に長い時間走り続けられるようになり、良いことづくめです。
◎スポーツバイクは柔らかいサドルに交換出来るのです
スポーツバイクの強みとして、様々なパーツを自分の好みのものに交換できる、というものがあります。もちろん、サドルも交換可能なパーツです。色々乗り方を工夫してみたけれど、それでもやっぱりお尻の痛みが解消されない、という方は思い切って「柔らかいサドル」に交換してみてはいかがでしょうか?
痛みが発生しやすい部分をくりぬいたデザインや、細かな振動や衝撃を吸収するためのゲルシートを配置したものなど、お尻にフィットするために工夫されたサドルもあります。
せっかくスポーツバイクに乗り換えたのに、お尻が痛くてあまり乗れていない・・・という方は、是非一度サドルの位置の調整などを試してみて下さい。お尻の痛みを解消して、快適なスポーツバイクライフを楽しみましょう!
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