スポーツタイプの自転車は、自分が思っている以上に長い距離を走る事が出来ます。そんな時、サイクルコンピューターをハンドルに取り付けておくと、走行距離や走行時間などを計測する事が出来るのです。目で見て、実際の数字が分かると、一日でどれだけのカロリーを消費したかなども分かるので、驚くほど自転車が楽しくなります。
◎サイクルコンピューターとは?
ハンドルに取り付けて、リアルタイムの時速や走行距離、走行時間、最高速度、積算距離などを計測する事が出来る機械の事をサイクルコンピューターと言います。
ハイエンドモデルでは、心拍数やケイデンス(ペダルの回転数)、カロリー消費量、GPS機能といったものまでついている物もあります。速度と走行距離が分かるだけでも、全く達成感が違うので、エントリーモデルの2,000円程度の物でも楽しめるはずです。
◎有線と無線はどちらがオススメ?
有線タイプのものは、値段も安く手に入れる事が出来ますが、一方でデメリットもあります。まず、うまく巻き付けないとケーブルが邪魔になってしまい、最悪タイヤに巻き込まれて転倒という事もあります。何より、見た目がスマートにまとまりません。また、巻き付けたケーブル自体が汚れてしまい、自転車本体の洗車にも手間がかかります。
現在、販売されているサイクルコンピューターの多くは無線タイプのものです。有線タイプよりは価格が少し高くなってしまいますが、ワイヤレスなので見た目もスッキリと美しく、高機能なものを選べます。
◎スマホアプリとかで十分じゃないの?
スマートフォンには地図もGPS機能もついていて、なおかつ無料のアプリも近年では充実しており、確かに代用する事は出来ます。しかし、常にGPS機能をONにして地図を開いていると、バッテリーをどんどん消費してしまいます。
サイクリング時の「もしも」の場合にスマートフォンが使えない、という状況になってしまわないためにも、出来るだけバッテリー使用量は抑えたいですよね。モバイルバッテリーを毎回持っていくのはあまりスマートではないので、サイクルコンピューターの導入をオススメします。
サイクルコンピューターでデータを計測すると、「スポーツバイクに乗り始めてからどれぐらいの距離を走ったのか」、「一年間でどれぐらいの距離を走ったのか」などの数値が分かります。
ただ自転車で走るだけでなく、その日の目標や、実際の走行距離などを計測しながら、サイクリングを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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