せっかくスポーツバイクの自転車を買ったは良いけれど、あんまり速く走れている感じがしない。むしろ、ママチャリとあんまり速度が変わらない…と悩んでいる方、いらっしゃるのではないでしょか?今回はそんな悩めるあなたに、速く走れるコツをご紹介します。
◎ママチャリよりも速く走るには変速に注目!
スポーツタイプの自転車は、「ギア数」がとても多いのが特徴として挙げられます。ママチャリでは固定~6段ほどのものが主流ですが、スポーツバイクには大体7段以上、中には27段変速というギア数を搭載しているモデルもあります。
常日頃からママチャリにしか乗っていないと、あんまり「ギアを変える」という概念がないかと思いますが、スポーツタイプの自転車は「こまめに変速する」事が速く、そして効率よく走れる「コツ」なのです!
27段もあるとどのギアを使えば良いのか分からない…と思われるかと思いますが、大丈夫です。街中で通勤や通学、サイクリング等を楽しむ分には、前側のギア(左手側)を頻繁にかえる必要はありません。3段階ある場合は真ん中の数字の2に。2段階ある場合は、2段目に入れておけば特に問題はありません。
そのかわり、後ろ側(右手側)のギアを、登り坂や下り坂など、道路状況によって、ギアを変えていけばいいのです。こまめ変速する事によって、脚への負担を減らす事が出来ます。ペダルを漕いでいて、少しでも空回りするような感覚があれば、1段ずつギアを変えて重くしていきましょう。逆に、少しでも足が重い、負担になっている、と感じたら1段ずつ軽くしていけば良いのです。
平坦な道で、重いギアを力強く回しても、軽いギアを速く回してもさほどスピードは変わりません。重いギアを踏むと、その分足の筋肉や膝への負担も大きく、足も太くなりやすいので、注意が必要です。くるくるリズムよくペダルを回すイメージで、無理なく・無駄なくギアを使いこなしましょう。
◎効率よくペダルを回すには、サドルの高さを高くしましょう
ママチャリでは基本的にスピードよりも「乗りやすさ」や「安全性」を重視しているので、サドルにお尻をつけたまま地面にすぐに足が着くくらいの高さにしているかと思います。しかし、せっかくスポーツバイクでは、お尻をつけたままでは地面に足がつかないくらい、サドルを高くしている人がほとんどですよね。それは何故かというと、サドルを高くした方が力が入りやすい膝の角度でペダルを踏める、足の重さをペダルに乗せやすくなる、といった理由があるからです。
とっさに地面に足をつく事は出来ませんが、信号待ちなどの停止時には、毎回サドルからお尻をあげて、自転車本体にまたがった状態で立って待つ事になります。この動作も、慣れてしまえば、なんて事はありません。
正しい乗り方を身に付けて、ママチャリよりも楽に、そして速くスポーツタイプの自転車を乗りこなせるようになりましょう!
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