MMC TECHNOLOGY

　フレームを分割してデザインする新しいフレーム設計方法。

MMC(Modular Monocoque Construction)はカーボン繊維の種類や厚み、パイプの長さなどを分割して製造することで、各パーツに最適な性能を引き出すことを可能にする技術。

　従来はフレームの場所ごとに細かく仕様を変更することが難しいことが課題でした。FELTはフレーム製造の前段階で分割して製造し、その後モノコックフレームとして整形する技術を開発。これにより、強度と剛性が求められるBB付近や衝撃吸収性が求めれらるダウンチューブなどを理想の設計で作ることを実現しました。

MMCはメインフレームとリアバックを別々に製造した後で一体成型される。線で仕切られている部分は全てカーボンの素材や厚みなどが異なる部分。その結果、数十種類にもおよぶパターンを組み合わせてフレーム設計が可能になりました。さらにフレームサイズによってもこの組み合わせは異なり、ベストな剛性バランスを追求しています。