ジムフェルト×ロードバイク
ロングインタビュー
ロングインタビュー
FELTブランドの歴史をジムフェルトにインタビュー
ロードバイクでスムーズな走りを実現するにはホイール、タイヤ、ハンドルなどフレーム以外の要素が大きく関わります。特にフォーク、シートポスト、ホイールの果たす役割は大きく、フレームの設計をする時にはアッセンブルするパーツも想定しながら進めていきます。 例えば快適性を重視するZシリーズはパイプの振動吸収性に加えて、突き上げが発生するとフォークとシートチューブが広がるように設計しています。この機能で大きく快適性が向上しました。 ARシリーズはエアロダイナミクスを重視するモデルで、乗り心地を高めることは非常に難しいデザインでした。鋭角な断面形状のパイプで構成されているので、パイプそのものが吸収できる振動に限界がありました。しかし、長時間乗れないような硬いフレームを作るわけにはいきません。 そこで、新しくシートポストの開発を行いました。エアロ形状を保ちながら、中心に高さ調整を兼ねたスリットを設けることで、フレームで吸収しきれない振動をシートポストがカバーしています。 |