ジムフェルト×ロードバイク
ロングインタビュー
ロングインタビュー
FELTブランドの歴史をジムフェルトにインタビュー
FELT ブランドの創業当時は素材、パイプ、ジオメトリー、スペックまで全てをやっていましたが、今は3年、10年後を見据えたバイクのコンセプトを作ることが最も重要な役割です。 コンセプトをベースにロードバイク、トライアスロンバイクなどをそれぞれ担当するプロダクトマネージャーが具体的な開発を行っていきます。 コンセプト段階ではまだ誰も挑戦したことの無い進化をテクノロジーの進歩とシンクロさせながら生み出していくのです。 いくら良いアイデアであっても、製造、量産する技術が無ければ空想にすぎません。 さらに、革新の対象はフレームだけにとどまりません、ブレーキやタイヤなど、パフォーマンスを高めるためのハードウェア全てが対象です。 今発売しているトライアスロンモデルの IA もフレームだけでなく、タイヤも空気抵抗を減らせるトレッドをタイヤメーカーと共同で開発しました。 アメリカの研究拠点のすぐ近くに風洞実験施設があり、多くの自転車ブランドも利用しています。ここ数年はエアロ性能の研究に没頭していたので、風洞実験施設の利用時間は FELT が最長です。家族に第二の家と呼ばれています。(笑) |