休日に自由を
前夜に荷物を整え、装備をバイクに念入りにパッキング。翌日からは夜明け前から出発、日が昇るころには郊外のさわやかな道を心地よい汗とともに走っていることだろう。早めの昼食を終え、ふと好奇心をそそるグラベルに出会ってしまっても、そこで諦めることはない。行先を変更してこれまでに走ったことのないところへ行ってみよう。アスファルトを超えて、土の上を走ってみよう。ブロームは休日のサイクリングに心地よい疲労と冒険を追加できる、自由なバイクだ。
ツーリング向けフレーム
オン・ザ・レール感覚の直進安定性を提供するロングホイールベースなフレームを採用。クイックなハンドリングとレスポンスのレース向けロードバイクとは対照的な設計思想で、低重心とあいまってツーリングに抜群の安定感をもたらし、ライドの緊張と疲労を軽減。若干長めに設計されているチェーンステーは縦方向の柔軟性・追従性と同時にペダリングの軽快さを求めた結果、扁平形状とした。ペダリングレスポンスと乗り心地を高い次元で両立した、サイクリングを楽しくするフレームだ。
アップライトな乗車姿勢
比較的緩やかなヘッドアングルに加えて、長めのヘッドチューブを採用。ロードバイクとしては上体の起きたポジションの設計としている。長時間のツーリングや、経験の浅いサイクリストにもなじみやすい形状だ。もちろんドロップハンドルを採用しているので、下り坂や向かい風など、ツーリングに訪れる様々なハードな局面にも対応する。
ディスクブレーキ
長時間のツーリングにおいて上り坂と同じ程度に消耗するのが下り坂だ。長時間のブレーキングは握力と集中力を消耗させるだけでなく機材にもダメージを与える。Broamはディスクブレーキを採用し、軽い力でも抜群のコントロール性を実現している。フレームに荷物を満載するツーリングにおいても十分な制動力を発揮する。
多彩な積載能力
ボトルはもちろん、キャンプ道具まで積める強力な積載はブロームの大きな魅力だ。堅牢なアルミフレームには多くのマウント用のネジ穴を備え、十分なクリアランスを持っている。荷物を満載してもふらつきにくいロングホイールベース、確実に減速できるディスクブレーキなど、アイレットを備えるだけではない、荷物を満載して走ることを前提にして設計されたツーリングバイクがブロームだ。
極太40cタイヤ
一般的なレース向けロードバイクが25c(タイヤ幅約2.5cm)のタイヤを装着するところ、ブロームは極太の40cタイヤを装着している。グラベルの走行が出来ることはもちろんの事、アスファルトの上であっても抜群の安定性と乗り心地を実現した。ホイールはリム・スポーク共にブラックアウト、ロゴも同色の処理がされ、精悍な道具感を演出。さらにホイール・タイヤを別売りの650Bに付け替えることもできる。グラベル寄り、ターマック寄り、カスタマイズはオーナー次第だ。
インプレッション
東京裏山ベースジンケン氏
やや長めのホイールベースと太めのタイヤは安定感のあるどっしりした走行感を生み出していて、未舗装のグラベルでタイヤが弾かれそうになっても不安感なく走れる。フレームの剛性感は抜群で、たとえば前後にキャリアを取り付けてたっぷりのキャンプ道具を積んで、ボトルも3本に水をいっぱいにして・・・と重量物を満載にしても不安なく走れるだろう。 [全文はこちら-ライトウェイブログ]

ライトウェイプロダクツジャパン 小枝指諒
実際にブロームにサイドバッグなどの荷物を積載して分かったのは、積載状態も想定してフレーム&フォークが設計されていることです。 特にフロントフォークがしっかりしていることが感じられます。フロントフォークというのは構造的に剛性を確保することが難しい場所なんです。荷物を積むとブレが出てしまうバイクは少なくありません。[全文はこちら-ライトウェイブログ]
カラー・バリエーション