「出来る限りの力を出して最高の自転車を作る事を何時でも考えています。その原動力がある限り、Feltには最高レベルの才能を持つ人々が集まり続けるでしょう。」

FeltプロダクトマネージャーのDave KoeselがFelt Bicyclesについてこう語ります。ミシガン出身の彼は2005年に創立したFelt Bicycles創業当時からの社員の一人でした。Daveは大学在籍中にサイクリングスポーツに興味を持ちましたが、自転車やメカニカルに関する興味はモンローで育った少年期に芽生えていました。

大学に進学する時に実家を離れると、DaveはMTBで通学し始めたことでどこにでも行ける事を実感し、エンデューロに夢中になりました。

短大在学中に彼は複数のパートナーと共にミシガン州のAnn Arborに自転車の店を開きました。Daveは自転車業界により深く関わる事になり、際立った営業成績でセールスマンになりました。

独立したセールスマンとして販売地域を拡げた後、2005年にFelt の西部セールスマネージャーとして入社し、カリフォルニア州に移転して来ました。熟練のアマチュアレーサーであり業界の基本を熟知した彼の多岐に渡るサイクリングの知識は高く評価され、すぐに彼の役職は製品開発へと変わりました。

レースに集中出来る時間は限られてはいるものの、Daveの競争心はまだまだ盛んです。しばしばオンライントレーニングサイトStrava.comにログインし、他のライダー達の記録を破る事に熱心に取り組んでいます。

「私はStravaで検索区分をしぼって、自分に合っている1％から3％の傾斜がある5分の区分で彼等の山岳賞を狙います。」
Feltで行われる昼食時のライドはかなりのハイペースです。ベストを尽くして走らなければいけません。グループがスタート地点の駐車場に入ると一気に雰囲気が変わってレースモードになります。

「部署を超えた仲間意識が生まれました。一緒に走れば、同じ釜の飯を食べた様に打ち解けます。」
Felt創立当初の社員の一人として、サイクリング業界で長年過ごした業界人としてSuper Daveはロードレースへの情熱を持ち続けています。

「サイクリングが大好きでないとこの仕事を長く続けられませんよ。」とDaveが言いました。
「私が最初に来た時、Feltは無名のトライアスロンブランドでした。今では、世界チャンピオンシップ、オリンピックや国内のチャンピオンシップで勝利を収める様になり、業界でもっともエアロダイナミックな自転車を製造するまでに至りました。販売台数の数や資源に関わらず、出来る限りの力で最高の自転車を作り続けます。」