ARシリーズは、トライアスロンモデルの開発で得られたデータをロードの設計に応用したFELT の最新鋭モデル。 ワイヤーを内蔵し航空力学の設計思想を応用して作られたフレームが極限まで空気抵抗を抑えます。 ◆◆　FELT スポーツバイクの終わりの無い進化　◆◆ スリップストリームを通じてプロロードレース界に挑戦しているFELTは、更なる進歩を追求し、従来のロードバイクの概念を根底から覆す新しいコンセプトのARを開発。2008年7月5日から始まったツール・ド・フランスから本格的に実戦に投入しました。 FELTはDAやTK1の開発過程で得られたエアロダイナミックの経験と知識を一般のロードバイクにも展開するコンセプトを立案し、風洞実験を積み重ねた結果ARの開発に成功しました。ARはFELTのF1に備わっている高性能と品質を維持しながら、2％の空気抵抗の減少に成功。これは従来の走行に比較し、1時間の乗車で58〜75秒の短縮に相当します。 フレームとフォークは、強度と弾性が異なる東レの3種類のカーボンファイバー（SB60、M30S、T700）を適材適所に組み合せた素材であるウルトラハイブリッドカーボン（UHC）を独特のモノコック製法で加工していますが、それに新技術としてNANO（ナノ）カーボンテクノロジーが追加され、より剛性を高めながら軽量化を実現しています。 ARシリーズはFやZシリーズと異なり、長い歴史に裏付けされた基本的なトラディショナルジオメトリーで設計されているため、前面から見た場合投影面積が小さく空気抵抗の減少に活用されています。 ◆◆ ARテクニカルデザイン　◆◆ ・ダウンチューブはエアロダイナミックの水滴断面で、幅は極力削ぎ落され薄く、空気抵抗を最大限に減少しています。幅を極力削ぎ落し薄くした結果、空気抵抗を最大限に減少することに成功しました。 ・衝撃が集中するヘッドチューブ周りは十分に強化され、フォークと一体化したデザインで、ケーブル類は空気抵抗の減少のため内蔵されています。 ・ホイールウェル（WHEELWELL）と呼ばれる航空工学の車輪を格納する設計技術を活用し、後車輪をシート内部に収納。空気の流れを整流化して空気抵抗を減少。

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