自由と強さはここにある
高い完成度とさらなる拡張性を持った自転車を求めるなら、ARISE SG（アライズSG）を超えるバイクは無い。クロモリ素材で揃えたフレームとフォークは他の素材にはあり得無い耐久性と溶接修理に対応する補修性を持ち、街中での酷使から地平線を目指す旅まで全幅の信頼を置けるだろう。さらにフェンダーとキャリアはもちろん、トップチューブバッグや追加ケージに対応する豊富なアイレットを備える。ワイドスプロケットであらゆるフィールドを走破する広いギヤ比を備えるが、リアにはスライドエンドを採用することでシングルスピード化やタイヤクリアランスの拡張、乗り味の調整まで可能だ。

ダブルバテッド・クロモリ・フレーム
自転車のフレーム素材として長く使われているクロモリことクロムモリブデン鋼。独特のしなりを持ち路面からの振動を吸収、ライダーのペダリングには弾むように応答するこの素材はレース素材としてカーボンが一般的になった現在においても高い人気を集めている。超長距離を走るアドベンチャーライドにおいては、堅牢性、積載性、イージーメンテナンス等、カーボンフレームと比較して重量で劣ったとしても、それを上回るメリットを享受し得るだろう。

サイズ別タイヤサイズを採用、650B & 700C
身体へのフィットが重要な自転車のホイールサイズが、1種類に固定されていることに疑問を抱いたことはないだろうか。その疑問をシンプルに解決すべく、ARISEではSサイズ以下では650Bホイールを、Mサイズ以上では700Cホイールを装着している。身長の低いライダーでも適切な姿勢でアドベンチャーライドに挑むことができる。

クロモリフォーク
フレームと同じく、振動吸収に優れるしなやかなクロムモリブデン鋼をフロントフォークに採用した。別売のハブダイナモとの組み合わせを前提として、ライト用電源ケーブルをフロントフォーク内に内装させることが可能。アドベンチャーライドにおける干渉・断線のリスクを減らすノウハウの一つだ。もちろんフロントキャリアやフェンダーに対応するダボを備える。

ラック・フェンダーマウント対応のフレーム
自転車を守るために、あるいはライダーを守るために、フェンダーはアドベンチャーライドに欠かせない装備と言えるだろう。装着を可能にするマウントポイントを設けることで、マーケットにあふれる多彩なフェンダーの装着を可能にした。さらにバッグを積み込むにはラックが必要だ。積載重量に耐えうるために、フレームが頑丈にできていることはもちろんの事、マウントポイントも多数確保し確実な固定を実現している。

インプレッション
「ライトウェイプロダクツジャパン」鎌田
ボムトラックのアライズギアードはフレームサイズによってホイールサイズが650B、700Cと変わっているバイクである。そのためもあってかフレームのエンド形状が特徴的で、ホイールが前後に可動するようになっている。これによりチェーンステーの長さを変更することができる。今回は同一のバイクでチェーンステーの長さを変更することができるので、実際に長さを変えてみて実感できるかどうか実験することにした。
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