休日へ向けての準備は良いか？
自転車屋からすぐにツーリングに出かけられるバイク、それが「ARISE TOUR(アライズ・ツアー)」だ。クロモリフレームにドロップハンドルを組み合わせる、トラディショナルなツーリングバイクの前後にラックを装備。さらにハブダイナモで点灯する前後のライトまで標準装備されている。ディスクブレーキは重装備でも安定したストッピングパワーを発揮し、前後のフェンダーはライダーの体力を守る。必要なものは、勇気と休日のみだ。

ダブルバテッド・クロモリフレームを採用
自転車のフレーム素材として長く使われているクロモリことクロムモリブデン鋼。独特のしなりを持ち路面からの振動を吸収、ライダーのペダリングには弾むように応答するこの素材はレース素材としてカーボンが一般的になった現在においても高い人気を集めている。超長距離を走るアドベンチャーライドにおいては、堅牢性、積載性、イージーメンテナンス等、カーボンフレームと比較して重量で劣ったとしても、それを上回るメリットを享受し得るだろう。

サイズ別ホイールサイズ
身体へのフィットが重要な、自転車のホイールサイズが1種類に固定されていることに疑問を抱いたことはないだろうか。その疑問をシンプルに解決すべく、ARISEでは小さなサイズでは650Bホイールを、大きなサイズでは700Cホイールを装着している。身長の低いライダーでも適切な姿勢でアドベンチャーライドに挑むことができる。

ハブダイナモおよび前後にLEDライトを搭載
電池の心配がいらないハブダイナモを装備、さらに、大きな光量が得られるLEDライトを前後に搭載した。ハブダイナモからのケーブルはフロントフォークに内装され、接触や転倒などからケーブル切断の危険性を大幅に下げている。ライダー自らの視認性はもちろんの事、ツーリングで重要な自動車などほかの乗り物からの被視認性も意識した装備と言える。

36-46T超コンパクトクランク
体が動いている限り、どこまでも走っていけるように、インナー36Tの超コンパクトクランクを搭載した。上り坂、下り坂、向かい風等様々な地形に付き合っていくアドベンチャーライドにおいて、勝つことは重要ではない。とにかく自らの限界に向けて体を動かしていくこと。それがこの超コンパクトクランクという選択にも表れている。

前後フェンダー装備
自転車を守るために、あるいはライダーを守るために、フェンダーはアドベンチャーライドに欠かせない装備と言えるだろう。ARISE GEARD TOURでは、前後にフルフェンダーを標準で搭載。飛び石・泥はね等からくるライダーの消耗を抑えるとともに、走行不能につながるケーブルの破損のリスクを下げる効果も持っている。

前後ラック装備
ARISE GEARD TOURを特徴づける装備と言える、前後にバッグなどを取り付けられるラックを搭載した。好きなバッグをショップで選んで取り付けることも、テントやシュラフ等を括り付けるのもライダーの選択次第。コース・天候・季節・そして何より好みに応じた装備を選択できるのはアドベンチャーライドの大きな魅力だろう。