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自転車で日本100名城ツーリング 安土城 第51回

   
   
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  【その一】 安土城への道  
 
   
 
 
 
   
  ヤフーラボで高低差も チェーック!!  
 
 
  【その一】:安土城への道

 
     
  日本100名城 安土城
 
観音寺城が終了し、登ってきた繖山を下り、次の目的地へ。
この頃からヨシさんが自身を織田信長に重ねたのか「安土に帰還する」という表現を使いはじめましたが、気にせず安土城を目指します。
 
 
 
     
   
 
先に百名城スタンプを入手。場所は「信長の館」です。内部では天主の上層階を再建するなど、興味深い展示があり、先を急ぐ我々はチラ見して城跡へ馬を進めます。
 
 
 
     
   
 
信長の館近くに楽市楽座によって営業を許可された一軒のみやげ物屋。ソフトクリームをはじめ、色々と信長ゆかりの面白い品々を取りそろえています。
 
 
 
     
   
 
すかさず、お饅頭のセットを買い求める。後ほど、「城を喰う」の小道具となるのかもしれません。
 
 
 
     
   
 
赤く染め上げられたこんにゃくを試食。店のおかみが、派手好きの信長がはじめた、とまことしやかに売り込んできました。
味はふつうに美味しかったです。
 
 
 
     
   
 
安土城といえども自転車をもってすれば、すぐに近づいてくるものです。信長の時代には、安土山は湖に面していたといいますから、ずいぶん今の地形とは違っていたでしょう。でも自転車なら大丈夫。
 
 
 
     
   
 
出ました、南蛮渡来のタブレット。当時の景色を再現するタブレット案内が、遠く熊本城からここ安土にまで広がっていました。
 
 
 
   
 
 
 
安土城の大手道。このように石垣に囲まれ、まっすぐに伸びる道は訪れる人を革新性で驚かせたはずです。
山城攻めの疲労が蓄積している我々にもその長さと高さが度胆を抜いてきました。
 
 
 
     
   
 
石を手当たり次第に集めたためか、大手の石畳には御仏だった石も組み込まれています。
こうして分かりやすくしてくれるので、踏みつけずにすみました。
 
 
 
   
 
 
 
大手の左右には家臣たちの屋敷を配置していました。
最初に出てきたのはこちらの猿。
上に行くほど身分が高かったと思いますから家臣たちの序列が推察できますよね。
 
 
 
   
 
 
 
信長が秀吉をサルとかハゲネズミとか呼んでいたのは有名な話ですが、他にもこの世に存在しないような訳のわからない動物の名前で呼んだりもしていたそうです。この写真を見て、ふと思い出しました。
 
 
 
     
 
 
 
家臣屋敷の大手道を抜けると、さすがに上層部までは一本道ではなく、クランクし始めました。
 
 
 
     
 
 
 
黒金門など防御設備は跡形もないですが、主郭部まで上ると本丸と二の丸があります。
 
 
 
     
 
 
 
二の丸のは信長公本廟があります。秀吉が建てた名残のようです。政権を確立するまでは織田家を立てていたのでしょうね。
お参りして、もう上様に新しいあだ名を仰せつかれないのが悲しいと言っていたとか。
 
 
 
     
 
 
 
本丸の石垣は高さも増してきています。高さ10m以上の石垣を城郭に使ったところにも安土城の革新性があると言われています。
 
 
 
     
 
 
 
いよいよ、天主跡へ。安土城だけ、天守ではなく、天主と書くのはご愛嬌です。
 
 
 
     
 
 
 
連休ともあり、信長フリークの方々が集まっていました。若干、周りの石垣が赤いのは、天主が燃えおちた際の炎の激しさが遺したものだそう。整然と並ぶ礎石たちが、つわものどもの夢のあとです。
 
 
 
     
 
 
 
琵琶湖を望みます。疲れも吹き飛ぶといいたいところですが、脚の痛みが確実に思い出させてくれます。
 
 
 
     
   
 
「義人髙島の『城を喰う』」はそんな五層七階の大天主跡で信長を食します。
 
 
 
     
 
 
 
下山は大手道ではなく、迂回して摠見寺跡を通過します。
 
 
 
     
 
 
 
下山した安心感からかこのポーズ。誰もがこうしてしまうでしょうね。
 
 
 
     
 
 
 
今回は盛りだくさんだったな。いつになく和やかに輪行して帰ります。
 
 
 
     
 
 

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