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自転車で日本100名城ツーリング 一乗谷城 2 第36回

   
  第36回 一乗谷城の回 ページメニュー  
  【その一】 朝倉遺跡  
  【その二】 一乗谷城に登城しました。  
  【その三】 今回の城攻めは…  
 
   
 
 
 
     
  【その二】:一乗谷城に登城しました。

 
   
【コメント:のぶ】
おはようございます(小声)。 まだ朝の5時。日が出たばかり。一乗谷は寝静まっています。 平日は絶対起きれませんが、こういう、いざって時にはしっかり目が覚めるものですね。
 
         
   
陣屋の女将によると城への道は3ルートあります。険しいが短い道(現在通行止め)。なだらかだが長い道。傾斜も距離も中間の道。我らが陣屋の裏、八幡神社から伸びる「中間の道」を選びました。当然ながらどれも登山道で、自転車では不可能です。
 
         
   
きのう一乗谷に着いたのが16時前。なめていた我々はすぐ登ろうとしましたが付近の住民にリサーチした結果、登り1時間、下山も1時間かかるとのこと。大げさな・・・と思いましたが、本当にそれだけかかりました。良かったー、朝にして。
 
         
   
若干、朝霧に囲まれてますが、足元の視界はOK。
うっすら石垣を発見しましたが、土砂滑落防止の現代石積みです。
 
         
 
 
城によくあるヒルクライムもきついですが、早朝登山もつらい!
特に下りで膝が完全にやられました。
 
         
   

いくつかの苦難を乗り越えて、上ること1時間…

 
         
   
千畳敷曲輪に着いたー!
疲労と安堵で、この体たらく。
 
         
   
この千畳敷は本丸だったようです。
確かに他の曲輪とは比べられない広さ。
千畳というと8畳の1Kが125個分ですからね。
 
         
   
本丸に最初に着くのは妙な感じですが、奥には連郭式に一から三まで曲輪があり、平地が残っています。

 
         
   
途中には堀切も。
これだけ苦労するとその防御力も相当だったと思いたいですが、朝倉氏はここでは織田軍とたたかわず逃げてしまったので、想像するしかありませんね。
 
         
   
曲輪や堀切は分かったものの、竪堀とかは分からなかったからな。本格山城の見方を習得しないともったいないな。
 
         
 
 
都合のいい絶景ポイントが山頂部にもなかったです。
「山としては最低レベルですね」温厚なガーサスが珍しく毒づきました。山城とは人の本性を導きだすもののようです。
 
         
   
さーて、下山しよう。下りるのにも50分かかりました。
そして膝にきました。
 
         
   
だいぶ麓に帰ってきたころ、おやおや…
 
         
   
石垣発見!
登ってるときは全く気づかなかった。完全に霧に隠れていたか、登るのに必死すぎたか。
 
         
   
朝霧に浮かび上がって、感動すらおぼえましたよ。

 
         
   
わりと麓に近いんで、ここは馬出だったようです。
城の玄関口を固める石垣ともいえますね。
 
         
   
玄関口といえば、城下町の南北に城戸と呼ばれる出入り口の後がありました。
下城戸は巨石と土塁が食い違いに配置されてました。
 
         
   
その下城戸から一乗谷をあとにします。
お次は岐阜!!
 
         
 
 
 
 
 
その三: 今回の城攻めは… 
 
         
         

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