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自転車で日本100名城ツーリング 丸岡城 1 第35回

 
   
  第35回 丸岡城の回 ページメニュー  
  【その一】 丸岡城への道  
  【その二】 丸岡城に登城しました。  
  【その三】 自転車旅に役立つアイテム  
 
   
 
 
 
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  【その一】:丸岡城への道

 
  日本100名城 丸岡城  
【コメント:阿部ちゃん】
手ブレからですいません。先程まで通常業務をこなしていたもので。疲労を全身に纏った状態で今回はそう、福井県に行きます。でも福井県てぇ、飛行機も新幹線も通ってないじゃないですかぁ?じゃ何で行くか?
 
         
 
 
バスでしょ!ただバスはバスで自転車積めるか積められないかはお客次第と言われてしまい、混み具合を4、5回問い合わせた末、始発の横浜に赴きました。結果この通りぴったり収納。
 
         
   
隠し切れない体調不良をおして遠くまで来た甲斐がありました。上がらないはずの右手も、「安心」という薬が効いてきたのか積めた自転車の台数を表現してくれました。ほんとは3台ですけど。
 
         
   
いろいろ端折りまして、約12時間の乗車時間も難なく過ぎ去り、無事に福井県へと到着。ありがとうキラキラ号。ありがとう運転手さん。しかしあの雲妙だな。
 
         
   
とにかくレンタカー前でさっさと借り物の自転車を組んでしまおうという結論に至りました。借りて来たものと借りられ行くもの。運命とは是如何に。
 
         
   
今日はとても気分がいい。一台としてチェーンがクルーンてなってなかったから。まずは朝マック目指してひた走ります。
 
         
 
 
そんな折、実にわかりやすく気を惹く城型オブジェを発見してしまいました。金持ちの所有物ではないことを祈りつつ近寄ってみます。
 
         
   
案内板がちゃんと立っていました。どうやら北ノ庄城の跡地のようです。柴田勝家が全盛だった時に築城した城です。勝家公は賤ヶ岳の戦いで秀吉に敗れ、やけっぱちで自ら火を放ち、奥さんのお市の方様と共に自害してしまったらしいです。
 
         
   
こちらが実際の勝家公。鬼のモデルとなったと言っても過言ではない程の形相です。実際鬼柴田と陰口を叩かれていたとかいなかったとか。左下にお市の方様ひょっこり自慢の上半身左サイドを見せています。
 
         
   
案内板曰く9層の天守となっていたので、実際に数えてみましょう。ひーふーみーよー・・・
 
         
   
6層じゃないか!思わず近くにあった越前焼に手をかけてしまいました。ちなみに「瓶割りの柴田」の異名を持つ勝家公。
 
  朝倉攻めの際に朝倉氏と組んでいた六角氏に命の水を絶たれたにも関わらず、敢えて水瓶をかち割って仲間を奮起し、六角氏を見事打ち破ったという美談からこのようなものがオプションで設置されています。だから、許されているのです。  
         
   
瓶割りあべで奮起したので先を急ぎます。何やら福井城も近くにあるとのことなので、余裕の寄り道を企てました。
 
         
   
ほぼ到着。右手に見えますのはお馴染みの石垣でございます。正面に見えますのは福井県庁でございます。今も昔も同じ場所で政を繰り広げているということです。意義深し 隣は仕事 する人ぞ
 
         
   
内部に入っていくとまたまた気にせざるを得ない石像が設置されておりました。どれどれ。
 
         
   
完全に泣いてました。馬に無理矢理乗せられたからでしょうか。馬もどことなく不安気です。結城秀康公と馬の像。どうしちゃったんだよ!
 
         
   
何となく気が引けるのを抑えて更に奥地へと攻め入ってみました。しかし綺麗な石垣ではございませんか。まるで作り物みたい。この上に天守台があるというのでそこにもいってみましょうぜ。
 
         
         
   
割と急な石段からのアプローチ。腰痛をお持ちの方とお持ちでない方は、昇降の際十分お気を付け下さい。
 
         
         
   
ここにかつて天守が聳えておりました。残念ながら今から約350年前の大火に見舞われて全焼して以来、一度も再建されなかったようです。ただ、天守なんてものはある種成り上がり者のステータスみたいなものですから、そこに執着しないところは男として「惚れてまうやろう!」と言いたくなるのは私だけ?
 
         
         
   
こちらは通称福の井。場内の命の水が湧き出ていた貴重な井戸です。「福井県」の由来となったものらしいので、この井戸がなかったら未だに「越前県」と呼んでいたことでしょう。危ない危ない。
 
         
         
   
天守台は案外広々していました。市民課の職員の方々全員お弁当を広げてもまだまだスペースに余裕があること間違いなし。「俺もここでお昼食べたいなぁ」と左のヘルメットおじさんがツイートしていたことは言うまでもありません。
 
         
         
   
心と体のウォーミングアップも済んだので、いよいよ本気の目的地、丸岡城に行きます!自転車人の小田原城前の写真をイメージしましたが、微妙な感じになってしまいました。うちのカメラ小僧は一発OKを出したのですが。
 
         
         
   
はい、本日のガーサス。これでうちの女子社員達も小言を言ってくることはあるまいに。
 
         
         
   
少し見えてきました。途端に雲が覆い被さってきました。異様な雰囲気に固唾を飲む人々の図。
 
         
         
   
なんか怖くないですか?現存の尊厳ハンパなし。ノンストップ!あの城に行きます!
 
         
 
 
 
 
 
その二: 丸岡城に登城しました。
 
       

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