【プロジェクト135】とは、合計年齢 135歳(開始当時)、目標体重135kgとし、トム・カーコー夫妻が日本全国47都道府県を自転車で旅するという壮大な企画から始まりました。なんと、2年かけて、2人は47都道府県を制覇!!
そして、日本だけでは飽き足らず、今度は世界へ飛び出します!
【プロジェクト135 パート2】では、世界遺産を巡りながら、世界の自転車事情をお伝えしていきます。
前回のキャンディまではシンハラ王朝と仏教に関する都市や遺跡でしたが、今回のゴール(GALLE)は他の町と趣が違って仏教的空間が極端に少ない町でした。今までスリランカを訪ねたのが主に北部~中部でしたが、ゴールはコロンボから南へ120kmにある古い港町で、アラビア商人たちの東方貿易地として繁栄していたところへ1589年にポルトガル人たちが最初の砦を築いたところです。その後1640年にオランダが拡張した砦が現在のゴール旧市街の原型だそうです。そして、イギリス植民地時代にもその支配の拠点として重要な位置を占め、ゴールの歴史はそのままスリランカで繰り返された被支配の歴史といえそうです。前回まで5回に分けてお届けしたスリランカの各都市は全て内陸でしたが、ゴールは港町、インド洋がとてもきれいでした。 | |||
■今回場所は | |||
より大きな地図で プロジェクト135 第73回 「ゴール旧市街と要塞群」 (スリランカ) を表示 |
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ご安心下さい。今回はたくさん自転車を見ました。 | |||
自転車を見て安心したのは我家のトーチャンかもしれません。 | |||
スリランカでは南部の海側の方が自転車が多いのでしょうか? | |||
ご覧下さい。これが砦跡から見たインド洋です。 | |||
立派な壁が旧市内を囲っています。 | |||
海からこんなに高いのです。 | |||
旧市街の中には仏教寺よりもモスクが多かったです。 | |||
砦の上は歩道になっています。先端には灯台があります。高さは18mだそうです。 | |||
灯台の入口に1938と書いてありましたが、この年に建ったのでしょうか? | |||
旧市街の家です。洋風です。 | |||
物々しさは東洋的ではありません。 | |||
ホラホラ、ながら運転しちゃいけないんだってば。 | |||
何はともあれ自転車が多いとトーチャンはご機嫌なのです。 | |||
ご機嫌はイイケド、どこ行っちゃったのかしら? | |||
反対側にも延々と壁が続いていて、旧市街を守っています。 | |||
かべに守られた旧市街です。 | |||
この要塞は地元の子供も学習すべき遺産なのでしょう。 | |||
でも、どこの国でも子供は(大人も)、勉強よりも見せ物の方が人気のようです。真ん中にヘビ使いがいるのですが見えますか? | |||
良かった、誰も私に興味示しませんでした。ヘビより興味あるなんていわれたらどうしようかと思っていました。それにしてもあのヘビ大きかったです。 | |||
オランダ教会です。 | |||
何でしたっけ?旧市街です。 | |||
旧市街から見た時計塔です。 | |||
近くで見るとこんなに大きいのです。 | |||
修理中でした。何しろのんびりした感じでした。ユネスコの世界遺産ですからネ。急いではいけないのです。 | |||
こちら側も城壁というべき壁が続きます。これは砦というべきか、要塞か、はたまたお城か、とても大規模な建造物でした。 | |||
比較的時代が新しいためか保存状態が良く、当時を想像しやすかったです。 | |||
こんな物たちも想像するのを助けてくれていました。 | |||
世界遺産と直接関係ありませんが、スリランカでは海ガメの保護にも力を入れています。保護センターで生まれたばかりの海ガメを持って良いと言われました。 | |||
大きいのも持って良いと言われたのですが、イエ、カメが恐かったというより人の目がチョット、エッあんた持っちゃうの!?みたいだったのです。 | |||
スリランカで保護活動をしているのは海ガメだけではありません。こちらは象の孤児院で赤ちゃん象にミルクを飲ませているところです。5合瓶くらいのミルクを5秒ほどで飲んでしまいました。 | |||
大きくなった孤児たちです。やはり象は大きいです。 | |||
この子は孤児ではありません。象を見ないで私ばかり見てました。 | |||
大きくなるとこんなになります。 | |||
さて、今日のお昼。スリランカは生きていけますけど、もし行く機会があれば何かご自分でお持ちになることをお勧めします。私たちはカップヌードルと野菜スープを持っていきました。助かりました。 | |||
これがコロンボ遠景です。国旗が誇らしげです。 | |||
これがスリランカで見た最後の自転車です。左のは息子ではありません。 | |||
ゴールの雰囲気はマレーシアのマラッカに似ていました。でもマレーシアは中国の影響も大きく、カレーだけではありませんでした。決してスリランカが嫌いというわけではありませんが、正直食べ物はチョット。私、大多数の日本の女性より食べ物に対する順応性はあると思うのですが…。仏教に興味のある方はインドよりスリランカのほうが面白いかもしれません。スポーツバイクと呼べる自転車は一台も見ませんでした。中部では自転車そのものを見ませんでした。帰ってきて久々に疲れた感じがしています。暑さと食べ物でしょうか?翌日に食べた近所の盛りそばのおいしかったこと。サー、次回はどこへ行きましょうか。 | |||
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