日南市に入りました。宿まではあと20km。朝の歩きの分疲れが出てきました。 | |||
そんな時、トーチャンは食べ物でつるのです。 宮崎県の果物といえば、そーです。完熟マンゴー。 一つ買ってお店の人に頼んで食べられるように切ってもらいました。切り賃100円でした。おいしかったーーーー。 |
|||
JR南郷駅到着、本日の目的地日南温泉かんぽの宿まであと10km、もーへとへと。お腹すいたー!と騒いで見つけた食堂のざる蕎麦は抜群でした。普段に食べたらどーでしょう? | |||
この冷たいお茶。美味しかったのでポットのお変わりを頼んだら嫌な顔されてしまいました。ここまで二人で2リットル以上飲んでいたのに、それでも水不足だったようです。 | |||
この食堂へこの車でやってきたおじさん。 例によって、「どこから来たの?どこ行くの?年齢はなんぼ?いつ頃からやってるの?」と定番の質問の後、「いーなー、うらやましいなー」と言われたのが印象的でした。 |
|||
今日は強い追い風、南郷から日南までの10kmは快調でした。 | |||
日南駅に到着。かんぽの宿まであと3km。、、、ん、元気をだして、、、。 | |||
日南温泉かんぽの宿、到着です。とてもいい宿でした。、、、が、例によって高台にあるのです。最後にいじめられました。 | |||
この宿を電話で予約した時に、とても感じの良い女性が、料理はどのようにしますか?と聞いていろいろなコースの名前を言ったそうです。 | |||
良くわからないままトーチャンは料理長お任せコースというのを頼んでおいたのです。これが私にとっては大正解。何しろ豪華でした。宮崎牛でしょう、、、。 | |||
、、、伊勢海老でしょう、、、照り焼きでしょう、、、。この年寄りがこれだけ身体使ってるんだからいいでしょう、、、。 東京で食べたら、全宿泊費よりも高いと思います。豪華な割に宿代は納得できるものでした。支払い担当のトーチャンが納得したかは知りません。 |
|||
本来の計画では、翌日は日南温泉から青島まで走り一泊。その翌日に青島から宮崎空港まで走って帰る予定でした。ところが、この日は雨。 | |||
明日も雨の予報で予定変更、自転車に乗るのをここまでにして、輪行で帰ろうということになりました。 全行程走れなかったのは残念ですが、疲れていて内心ほっとしました。 |
|||
そーと決まればここは日南。日南といえば飫肥城でしょうと出かけました。この名前、飫肥城をきちんと読める人は余程のツウです。 | |||
沖縄の今帰仁城も読めませんでしたが、今回の"オビジョウ"も読めませんでした。"オビ天"とか"オビ杉"とかいわれてみればよく使われていますね。今では本丸はなく、大手門があるだけでした。 | |||
飫肥城についてもっと書きたいのですが、日本100名城の一つだそうで、城攻めカウントダウン34回、飫肥城に詳しいので是非ご覧ください。ここ飫肥は小村寿太郎の故郷だそうです。等身大の銅像がありましたがずいぶんと小さな人だったのですね。 | |||
飫肥でお昼を食べて、列車で青島へ移動しました。楽ですねーー。 | |||
青島、かの有名な鬼の洗濯岩、午前中に飫肥、午後に青島、なまくらサイクリストの一日です。 | |||
今夜の宿は典型的なビジネスホテル。夕食なしの予約で町へ出ました。 冷や汁、という名前にひかれたのですが、一種のぶっかけごはん。 、、、あまり美しくありませんね。まー昨日が豪華だったから今日はこんなもので。 |
|||
翌日、予報通り雨。もー宮崎空港まで電車しかありません。 | |||
羽田空港では、坂戸駅行のバスまで時間があり、冷たいものなど飲みながら待ちました。空港バスが我が家の駅まで来ることは大変に便利です。特に自転車の様な大荷物を持っている時は乗り換えがなく有難いことです。娘にメールを入れて駅まで迎えに来てもらえば完璧です。 | |||
楽しんできたプロジェクト135もいよいよ終盤になりました。今回の日程は梅雨入り前に気持ち良く行く筈だったのですが、例年より梅雨入りが早く、日程の初日と梅雨入りが重なってしまう始末。初回の山形の様な大雨にあったらどーしようと心配しました。幸運なことに夜中に降って朝には上がる日が続き、4日間は雨に濡れずに走れました。5日目、6日目は逃れようもない雨、、諦めのつく雨といいましょうか、輪行に変えるのに躊躇しませんでした。 ここまで来ると輪行なんていえるようになるのです。いまだに自転車の組み立てや解体、分解は出来ませんが、輪行袋のたたみ方は早く美しく出来るようになりました。ライトの充電も私の係です。水というか、飲み物の手配も私の係です。でも一番大切なのは大荷物のトーチャンとだったらほとんど同じに坂道を登れるようになったことです。あのくらいの坂ならこのくらいのギア。このくらいの速さと判断できるようになったのが大きいと思います。 楽しく続けられた理由の大きな要素に無理な計画を立てないこと。どんなに遅くとも3時ころまでには次の宿に着くことを心がけました。そのうえで、なまくらサイクリストに徹したことがあります。計画はあくまで計画で、実際には天気の具合や疲れ加減などで勝手に変更するなまくら許容度みたいなものが自転車旅を楽しくする大切な要素だと思います。なまくら許容度には二人とも自信があります。なまくら許容度の高さは自転車だけではありませんけど。 目標の47都道府県まであと1つ、東京都を残すだけになりました。もう一つの目標合計体重135kgまで少し。今回の絵でビールを飲んでいるのが少ないと思いませんか?やるのです135kg。これはなまくらではできません。頑張ります。次回はいよいよ最終回、東京都をお送りします。それでゴールです。お楽しみに。 |
|||
このページのTOPへ戻る | |||