出ました、7%、9%の急な下り坂。おまけに先の大水で斜面が崩れ、仮橋が出来ているところもあり、自転車で走ることは想定されていない道路でした。端に止めてよけることもできず、怖かったの一言でした。 | |||
ここを越えれば阿蘇までは得意の下り坂、ルンルン気分です。 | |||
JR阿蘇駅には昼前に着きました。若者なら今日の出発地豊後竹田から明日の目的地熊本まで一日で楽に走れると思いますが、私たちは距離を稼ぐのが目的ではないのです。楽しまなくちゃ、とここで宿泊です。 | |||
ホテルチェックイン後、駅まで戻って、阿蘇山行きのバスに乗り中岳へ。すごい迫力でした。 | |||
ホテルに戻って夕食、の筈だったのですが、6時からしかやってなくて、駅前には何もなかったし、と、缶ビールを飲みながらテレビを見ているうちに眠くなって、疲れていたし、夕食抜きで寝てしまいました。明日は朝のうち雨、その後晴れの予報。夜中にピカピカどどーんと雷、大雨、あーあ、雨かーと思いながら、お腹すかして寝てしまいました。 | |||
翌朝は雨。 どーせ今日は熊本までの下り坂、ゆっくり出かけよう、と朝ご飯。晩御飯抜きだし、ゆっくりでいいし、朝カレーでしっかり食べました。 |
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いつも朝は出来るだけ早く出かけるのですが、この日は雨の上がるのを待って9時頃に出かけました。まだまだ嫌な雲が沢山ありました。 | |||
国道57号線は、長い長い下り坂、多分40km/h位のスピードが出ていたと思います。寒いし怖いし、脇道を探して57号線から外れました。 | |||
これが大正解、車の無い緩い下りをのんびり楽しみました。 | |||
でも曇り空でとても寒くて、なんとなく暗い気分でした。 | |||
ソーダ、タイツ持ってるじゃん、誰もいないから平気、平気。でもトーチャン写真とらないでよ!!! | |||
ジャーン、もう大丈夫です。ほんと自転車の用品って優れものが多いですよね。 | |||
タイツをはいて、ポカポカしてきて明るい気分で走っていたら、天気も良くなってきました。逆か?天気が良くなってきたので明るい気分になってきたのかしら?天気予報はぴったり当たりました。 | |||
お昼にラーメンを食べた交差点の向こうにとても立派な家が有りました。何人ぐらいで住んでいるのでしょう? | |||
見えてまいりました熊本城。もちろんここも日本100名城の一つです。 | |||
熊本の有名な自転車屋さんです。ホテルに入る前に通りかかりました。トーチャンの顔見知り、何してんのと驚かれました。 | |||
ホテルは熊本城のすぐそばです。残念ながら大浴場がないので、お城の反対側の立ち寄り温泉にしてまで遠征しました。 | |||
泊まったホテルは国家公務員の宿泊施設だったところです。もちろん一般の人も泊まれます。お城側と裏側の部屋でツインで1,500円違うのですが、えいや!とお城側に泊まって大満足、お風呂の後はビールでしょう。後ろにお城が移っているのがわかりますか? | |||
お城とお月様、上の写真で私が邪魔でお城が良く見えないといけないので、、、、、 | |||
熊本へ来たら馬ですね。昨日は夕食代かかってないんだから今日は豪華馬刺しで行こうということで、行ってしまいました。お皿の中の左手、コーネと言ってたてがみの下の脂身だそうです。右が馬刺し。 | |||
レバ刺し | |||
タンとハツ。今、世間ではユッケやレバ刺しなど生食を出してはいけないとか言っていますが、熊本では馬刺しは今でも大通りです。何でも馬は体温が高く寄生虫がいないのだとか、本当でしょうか? | |||
さて、これはなんでしょう?『ひともじぐるぐる』と言う食べ物です。この葱と言うか野蒜というかは人の文字のような形をしているそうです。それをぐるぐる巻いてあるから、人文字ぐるぐるなのだそうです。美味しいです。 | |||
我が家の近所のお医者さんの娘さんとこんなところでお会いしました。 | |||
ここのホテルの朝ご飯が今回の旅で一番でした。 | |||
天気は晴れ、今日は熊本港までおよそ14km、フェリーで島原港へ、島原港から諫早までおよそ41km、トータル55km程走ります。天気でよかったーーー。 | |||
長ーーい橋の向こうがフェリー乗り場です。側道も広く、車も少なく快適でした。遠くに長崎県、雲仙普賢岳が見えます。 | |||
フェリーに乗り込みました。小学生が大勢で賑やか、いえ、うるさい30分でした。後ろに見える山は熊本県です。 | |||
島原に近づくにつれて雲仙普賢岳が大きくなってきます。火砕流の流れた道が今でもはっきりと見て取れます。 | |||
九州、前編は結局天気に恵まれました。美味しいものがありました。よく考えると前半3泊で夕飯は2回しか食べておらず、その2回がもつ鍋と馬刺し、よっぽどゲテモノ好きと思われるでしょうね。私たちは何でもおいしく食べられるのです。 |
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