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岐阜県~富山県 その2

 
   
   
翌日は気を取り直して、今回の目的地のひとつ白川郷を目指します。何しろ車が少ない、貸切道路のようです。
     
 
 
   
   
私たちが走っている国道156号線と並行して、高速道路、東海北陸道、があるのも車が少ない原因のようです。
     
 
 
   
   
見えてきました、合掌造り。
     
 
 
   
   
雪をかぶった美しいポスターを見た感じとは異なり、小さな集落でこじんまりと生活していたのだなという感じです。
     
 
 
   
   
ちょうど屋根の葺き替えをやっていました。分厚い屋根は25年ほどで一度葺き替えるそうです。
     
 
 
   
   
白川郷と五箇山の間にあるのが飛越七橋、その初めが合掌大橋です。
     
 
 
   
   
私たちが通った国道156号線、別名、飛越峡合掌ラインは車が少ない点は良いのですが、洞門やトンネルが多く、それもとてつもなく長く、曲がっており、暗く、とても怖かったです。車がトンネルに侵入してくると同時に、グワーッと唸るように響いてくるのが怖かったです。
     
 
 
   
   
次の目的地五箇山を目指します。
     
 
 
   
   
予定通り昼前に宿に入り、荷物を預けて五箇山の菅沼集落に向かいます。
     
 
 
   
   
菅沼集落は白川郷よりもっとこじんまりとしていました。道路のない時代、お互いに助け合うことが不可欠だったろうと思われます。
     
 
 
   
   
ここの合掌造り食堂の囲炉裏端でお昼をいただきました。イワナの塩焼きでしょう。
     
 
 
   
   
イワナのお刺身でしょう、これが一番おいしかったです。
   
 
 
   
   
有名な、五箇山豆腐でしょう。ごめんなさい、撮る前に食べちゃいました。
     
 
 
   
   
この日の宿の向かいに国の重要文化財に指定されている”岩瀬家”があり、ちょうど着いた団体に混じって、きこりこ踊りの鑑賞ができました。
     
 
 
   
   
さすが岩瀬家、庭には水芭蕉が咲いていました。
     
 
 
   
   
サーいよいよ今日は富山市までのおよそ70㎞、菅沼集落を通って出発です。
     
 
 
   
   
庄川沿いを下るだけと言われた道が、実は山あり。山ありで苦しみました。
     
 
 
   
   
車で通ればおおむね下りなのでしょうが、たくさん上りがありました。
     
 
 
   
   
まだまだ洞門やトンネルもありました。雄大な景色もありました。
     
 
 
   
   
お昼の定番もありました。500円、このラーメンを作ってくれた食堂のおじさんに、何を思って自転車に乗っているのか?と質問されました。
     
 
 
   
   
南砺市に下りてきたら、桜が咲いていました。ラーメン食べたあたりには雪があったのに。
     
 
 
   
   
あんまり長く走っていたので腰が。。。道路脇で恥ずかしげもなく伸ばしました。
     
 
 
   
   
こういう時はクエン酸パワーなのです。
     
 
 
   
   
ようやく富山市内に入りました。なんと富山は桜が満開でした。
     
 
 
   
   
走り終えて私の気分も華やぎました。
     
 
 
   
   
駅までの間にあるトーチャンの知り合いの自転車屋さん、クラカワさんに寄ったら、皆さんで歓迎してくださいました。
     
 
 
   
   
帰る日、ホテルの窓から見た富山駅です。
     
 
 
   
   
富山駅から見たホテルです。なぜこんな写真を?富山駅が工事中でこんなに近いのにものすごく遠回りさせられたのです。すごく疲れたのです。
     
 
 


今回は天気に恵まれました。
スッテンテンと言う訳ではありませんが、雨降りでないのが何よりも嬉しいことでした。
田畑や林道などには雪がいっぱい残っているので、傍を通ると冷気を感じました。 
案内所の人は”あとはずっと下りだよ”と喜ばして…がっくりさせてくれました。
 
何しろ分水嶺を越えて、太平洋側から日本海側まで一度も泣かずに走り続けられたことで
達成感がありますし、自転車旅の醍醐味をちょっぴりわかったような気になっています。
少しずつですが強く?いやいやありえない。少し予測ができるようになったのかも。
1週間後には四国が待っています。
長いので走り切れるか心配ですが、温かくなってきていますから気持ち良いと思います。 

 
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