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三重県~和歌山県~潮岬 その2

 
 
 
翌日の朝、目覚めたときは降っていなかったのに、やはり降ってきました。でも潮岬には行かなくっちゃ、、、でも雨の日に自転車乗るの嫌ですねー、ホテルでぐずぐず、、、
     
 
 
   
   
走りだしてしまえば昨日に比べて弱い雨。気分を変えて楽しみます。
     
 
 
   
   
ヤッテまいりました本州最南端の地。潮岬です。
     
 
 
   
   
灯台はちょっと先。そんなに大きな灯台ではありませんでした。
     
 
 
   
   
灯台のちょっと手前、立派な邸宅です。これならどんな台風が来ても大丈夫でしょう。
     
 
 
   
   
串本から今日の目的地、須佐見までの間に串本海中公園があります。串本は太っ腹です。この海中タワーは無料なんですよ。なーんて、水族館と海中タワーのセットで1,500円。自転車を建物の横に止めたので、建物沿いに歩いて行ったら、タワーに出ちゃったんです。払うところなかったもん。帰りに表のトイレへ行ったら、料金所がありました。
     
 
 
   
   
この日は海岸線特有のアップダウンが多く、つらい坂も数多くありましたが、何とかクリアーできました。昼時になって、店を探したのですが、全くありません。坂を下って、次の坂が見えるそのとき、ありました!釣り餌や、食料、日用品などのお店が。
     
 
 
   
   
寒かったのでカップラーメンがご馳走でした。
     
 
 
   
   
腹ごしらえができた後もアップダウンの連続。あそこでラーメンを食べていなかったら、きっと二人とも機嫌が悪くなってたことでしょう。
     
 
 
   
   
前二晩はビジネスホテル、今日は豪華に国民宿舎です。温泉もあり、機嫌よくクジラのベーコンをおごってしまいました。
     
 
 
   
   
最終日、さすがの神様も可哀そうに思ったか3日分の雨を取り戻すような晴天。ここ周参見あたりの海岸は枯れ木灘といって、木も枯れるほど風が強いそうです。
     
 
 
   
   
雨も上がり、上気分なのですが、道路が狭いうえに路肩の舗装が良い状態でなく、坂道が多いうえに向かい風、なかなかに厳しいものがありました。
   
 
 
   
   
三重県熊野市から和歌山県白浜までひたすら42号線を走るのですが、旧道があればできるだけ昔の集落を見ながら走りました。42号線は直線的にぶんぶん行き、私たちは下の道を選んで走ります。
     
 
 
   
   
するとバイパスでは見られない気持ちの良い景色が見られるのです。日置川の町も旧道から見下ろせました。
     
 
 
   
   
日置川の町外れ、『出城あと』という看板がありました。城攻めチームは知っているのでしょうか?
     
 
 
   
   
今日の目的地、南紀白浜温泉は42号線からはずれておよそ10km、ひと山越えた向こうです。疲れた身には効く坂です。天気の良さ、景色の良さ、トンビのお出迎えもあり、ビールを目指して頑張りました。今回はトーチャン、トンビを撮れたようです。
     
 
 
   
   
という訳で、ホテルに自転車を置いてしまえばこっちのもの。白浜の地ビール、ナギサビールとなるのであります。終わったーーと嬉し泣き、ではありません。念のため。
     
 
 
   
   
三段腹が三段壁を見る図というのですよ、うちの連れ合いは。
     
 
 
   
   
三段洞窟の中、熊野水軍小屋再現の部屋。弁慶のお父さんお留守でした。
     
 
 
   
   
水軍復元図、私、役に立ったカモ、なんせNagisa Beerの後ですから何でもアリです。
     
 
 
   
   
つらくて楽しい4日間、もう終わりです。帰りは南紀白浜空港から羽田へひとっとび。 とてもかわいい空港でした。
     
 

この旅で一番印象的だったのは、カップラーメンにお湯をそそいでくれたコンビニのご主人の
一言。「おしゃれですねーー自分より年上の人が、しかも夫婦で、自転車旅ですかーー、
うらやましいですね」とのこと。

多分40代後半、四人の子持ちだそうで何でも商売にするとギンギンの現役人間。
確かにあの年代には私たちも二人で遊びに行くなど考えられませんでした。
二人とも仕事第一、遊びに行くのは子供が優先。二人だけで遊ぶようになるなんて
夢にも思いませんでした。

この年で、自転車で、二人だけで、となると多少の危険も伴い、ちょっとだけ
冒険心のようなものもくすぐられ、最終目的地に着くと、程よい疲労感と達成感もあり、
退屈している日常から離れて、普段見られない所へ行かれるのは楽しいことではあります。

今回の旅は天候に恵まれず、雨と風にやられました。海岸線の坂道は沢山あり、
時にきつく、長いところもありましたが何とか降りずに乗り切れて気持ちいいです。

今後も遠方の旅ですので、体調よく計画しなければと考えています。
ポカをしないようにすることも今回の反省です。

 
       

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