いつもどこでも自転車で目的に行けるとは限りません。 たとえば東京の人が京都でサイクリングしたい時、自転車を最小限分解して“輪行袋”と言うバッグに入れ電車に乗ってジャンプし、目的地で組立てて乗るのも楽しいです。 ということで、今回は自転車をバッグにパックする“輪行”にチャレンジしてみましょう。 |
後輪の前にある、ブルーのサンドバックみたいなのが輪行袋。 この、一見小さな袋に大きな自転車を包み込みます。 |
||
まず前輪から外しましょう。 車輪のはず仕方は、『車輪の着脱の仕方(ディスクブレーキ編)』で勉強しましたね。 クイックレバーを開いてから、レバーを反時計回転して緩めます。 |
||
フォークを持ち上げると・・・、 はい、簡単に外れました。 次は、後輪。 |
||
前輪同様、クイックレバーを開いて緩め、後輪を外します。 その際、以前に勉強したように後輪のギアの位置にご注意! ギアをトップ(一番外側の最小)にしておくと、車輪を外し易くなりましたよね。 |
||
はい、簡単に後輪も外せました。 分解はこれだけ! 前輪・フレーム・後輪の3パーツ。 |
||
いよいよ輪行袋が登場。 | ||
こんなに小さいものですが、輪行袋を広げると、確かに自転車が入りそうな大きさになりました。 サドルも一番低い位置に下げ、コンパクトにしておきましょう。。 |
||
それでは入れてみましょう。 輪行袋はたいていフレームを入れるところと、ホイールを入れるところが分かれています。 手前の青いところが、ホイールを入れるポケット。 |
||
大きなポケットに前輪が入りました。 | ||
袋の中央にフレームを逆さにして置きます。 その時、サドルは写真のようにブルーのところに合わせましょう。 袋によってはサドルの絵が描いてありますよ。 |
||
もう一個のホイールを反対側に置き、前輪と後輪でフレームを挟むような配置にします。 | ||
写真のように、ダウンチューブとタイヤをこのようにストラップで結びます。 (輪行袋によっては、ストラップの無い物や必要無い物もあります) |
||
ステーにショルダーストラップを結び、肩掛け穴から通します。 | ||
トップチューブも同様に、ショルダーストラップのもう一方の先端を引っ掛けます。 | ||
最後にファスナーを閉めれば・・・ 無理矢理閉めちゃダメだですよ・・・きつかったら“ペダルの取り付け方”を見ながらペダルを外してみましょう。 |
||
はい、簡単に袋づめのできあがり! | ||
輪行袋を使って電車に乗れば、遠くの山や街にひとっ飛び、グンと行動範囲が広がるりますよね。 今度の休みはどこへ行こっかなぁ。 ただし輪行する時は、最低限のマナーを守りましょう。 1.乗車時は、他の乗客の邪魔にならない端に置く 2.倒れたら大変!常にしっかり支えている 3.分解した自転車の注意 *油圧ディスクブレーキは種類によって、逆さにしたりキャリパー部に挟み物をしておかないと、エアが入ったりピストンが出てきたりする場合があるのでご注意。 *ペダルやクイックレバーなど、部品を外した時は置き忘れに注意してね。 |