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タイヤチューブの交換の仕方

愛車で走行中、不運にもパンクが起きてしまった。さあ、どうしよう・・・
もちろん、自転車屋さんに持っていけば直してくれるけど、パンクしたチューブを取り替えてしまえば自分でもカンタンに直せます!
タイヤを交換するときにも、チューブの取り外しは基本となるテクニック。
しっかりマスターしましょう!

まずはその自転車に合ったチューブを用意。
タイヤを見てみるとサイドに“26x1.95”とか数字が書いてあるはず。
これがチューブのサイズに相当します!
いざという時のために最低1本はチューブをストックしておくことをオススメします。

  お役立ちアイテム1
“crankbrothers”スピードレバー

チューブはタイヤの内側にあるので、まずはタイヤを外さないとチューブに到達できません。タイヤの取外し、そして取り付けにとっても役立つのがこの“スピードレバー”!

  まずはチューブを交換するホイールを外しましょう。

ホイールの外し方は『.車輪の着脱の仕方(ディスクブレーキ編)』」と『車輪の着脱の仕方(Vブレーキ編)』を参照してください。

  バルブから空気を全部抜いてしまいましょう。

フレンチバルブの場合、バルブ先端を反時計回りに緩めて、先端を指で押せば空気は抜けていきます。


  バルブの根元にはバルブを固定しているナットがあるので、これも反時計回りに緩めて外してしまいましょう。

  普通パンクの時には、こんな風に空気が抜けてしまっているはず。
上の要領でキャップとナットを外しましょう。

  この状態になったらバルブの準備はOK!


  チューブを取り外しましょう。

タイヤを少しめくってみるとワイヤービードが見えます。
これがリムの内側に入っていてタイヤを装着しているんです。


  ここで先ほど紹介した、スピードレバーの登場。

スピードレバーの先端をビードに引っかけてめくり上げます!


  バルブの付近は引っかけづらいので避けましょう。

POINT
バルブの対角線上から作業を始めるとやりやすいですよ。

  実はスピードレバーは如意棒のように伸びるんです!

  つつつ・・・と伸ばして、その先っぽはホイールの中心(シャフト)にカチッ!とはめ込みます!

  あとはスピードレバーを回すだけでタイヤが外れていきます。
最初はグッ!と力を入れますが、後はカンタンにタイヤが外れるんです。
本当に感動するくらいカ~ンタン!
バルブ付近は残してタイヤをはがしていきましょう!

  次にチューブを手で引っぱり出します。

引っぱり出す、と言っても全然力なんかいらないでスッととれちゃいます!

  最後にバルブの部分はリムを上げ、バルブの頭を押してリムから外します。

  これで、チューブが外せませました。

  チューブを取りつける

パンクしていた場合は、タイヤに小石などパンクの原因になったものが刺さったままのこともあります。
慎重に手で探って、異物があった場合は取り除きましょう。

  新しく取り付けるチューブのバルブから、キャップとナットを外しておきます。

POINT
空気を少し入れておくと取りつけが楽にできます。
よじれないように。少しチューブが膨らんでるぐらいが作業しやすいんです。
満タンにすると手に負えなくなるので要注意

  チューブの取りつけは、取り外しと逆の作業。

まずはリムの穴にバルブを入れます。

  こうやって、手でチューブをタイヤの中に入れていきます。

  チューブをタイヤの中に収納したら、ここでもスピードレバー登場!
今度は鉤(カギ)になっているところをリムに引っかけましょう。

  スピードレバーの足元をホイールの中心(シャフト)にはめ込んで回します。
これだけでタイヤがリムに固定されていくんです!

  注意
調子に乗って勢い良くレバーを回していくと、レバーがチューブを引っかけて噛んでしまうことがあります。
また、チューブに穴が空いてしまった・・・なんてことのないように!
チューブはしっかりタイヤの内側に入れて、レバーを回していきましょう!

  最後にポンプで空気を入れて、チューブ交換終了!
バルブのナットとキャップを取りつけるのを忘れずに!

ホイールを自転車に取りつければもう終わり。
チューブ交換ができれば、パンクだって恐くない!
また一つ、メンテナンスの幅が広がりましたね。

掲載している情報は、記事執筆時点のものです。価格やスペック、その他情報は変更になる場合があります。

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