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ハンドルとブレーキレバーの調整の仕方

今回はハンドルを曲げたり、ブレーキレバーを動かそう!
メンテナンスをしている人には、ヘキサゴン(六角)レンチ=ヘキサレンチはもうすっかりおなじみですね!
自転車にはこのヘキサレンチを使えば、カンタンに調整できるところがたくさんあります。

今回はハンドル回りの部分にチャレンジしてみましょう。
ハンドルの曲がりを直したりワザと曲げることだってできるんです。
ハンドルを曲げてしまえば、例えば車に積み込むときにもすごく便利!

そして、ブレーキレバーの位置調整にもチャレンジ!
ブレーキングはとても大切だから、自分に合った位置にブレーキレバーを調整してみましょうね。

  クランクブラザーズのツール“マルチ10”や“マルチ17”なら、ヘキサレンチももちろんついていて持ち運びに便利!必須アイテムです!

今回使ったのは、
クランクブラザーズの“マルチ 10”

  ステムとハンドルを好きな角度に動かしてみよう!

ステムのサイドについている2つのボルトが今日のポイント!
この2本の固定ボルトを、ゆるめるとステムとハンドルを好きな角度に動かせます。

注意! 
危ないので、他のボルトをゆるめないでください!


  ヘキサレンチをしっかり差し込んで、上のボルトをゆるめます。
ヘキサレンチを直角に出して持つと力が入れやすくなりますよ。
ゆるめるためには反時計回りに回そう。


  上のボルトを90°回してゆるめたら、下のボルトも90°回してゆるめる。
上下のボルトを交互にゆるめていくことがコツ。
固定する時は、この逆の手順になるから忘れないように!

  ステムのボルトが十分ゆるんだら、ハンドルを手前に曲げてみよう。
車輪を押さえておくとハンドルだけが回転するはず!

  これで、ステムとハンドルを好きな角度に動かせました!

こうすることにより、横のスペースを取らずに車に積み込んだりできます!

注意! 
ハンドルを戻して乗る前には、きっちり締めこんでハンドルが動かないことを確認しよう。

  ブレーキレバーの位置をカスタマイズしよう!

この黒いレバーがブレーキレバー。
このレバーを自分の手に合わせて、引きやすい位置に調整しよう。

  調整するボルトはハンドルの裏側にあることが多いです。
ここ!
ここも、やはりヘキサゴン(六角)ボルトで固定してありますね。

  ヘキサレンチをしっかり差し込んだら、反時計回りでゆるめよう。
調整して固定する時はもちろん、時計回りで。


  ボルトをゆるめれば、・・・
上下に動かせるんです。
ありえないけど、こんな角度にだってできますよ。

  上下だけでなく横にだってスライド可能。

  実際に握ってみて使いやすいポジションをいろいろ試して見ましょう!

  いい位置が見つかったらボルトを、時計回りで締め込んで完了。

注意!
固定ボルトをしっかり固定するのは大切ですが、力を入れすぎないように!!
ヘキサボルトの頭やヘキサレンチの角が壊れたら2度とはずせなくなってしまいますよ。

これでハンドルもブレーキレバーも自由自在!
疲れない位置に調整すると、長距離ライドも楽々になりますよ。


掲載している情報は、記事執筆時点のものです。価格やスペック、その他情報は変更になる場合があります。

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