MTB サポートライダーの山中真選手による商品インプレッションをお届けします。 プロの選手の声をどうぞ。 |
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今回のインプレ商品: | |||||||
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90年代の名車憧れのフレームが復活!
カーボン全盛期の今にチタン高級感のあるフレームに仕上がっています。素材はTi-3Al-2.5Vを使用中強度で耐食、溶接性、成形性に優れたタイプです。チタン素材を生かしたデザインにクリアを吹き付けているので、金属の曇りもなく手入れも安易になっています。もちろんトリプルトライアングルを採用、トリプルトライアングルは前三角部分の接合を増やしているので、かっちりしたイメージがあると思いますがチタン合金を使う事によって、マイルドな乗り味になっています。 フレームの重量は1.6kgとカーボンフレームよりは多少重いものの、車重バランスがチタン特有のバネ・粘りを得られるので重量は全く気にならなっかたです。 自分のスタイルは上りでクランク回転数が65~70回転と低く、この回転数と波長が合うみたいでペダルを回すたびにフレームがバネとなり反動で前に進み加速感を感じられます。下りでは車重バランスがいいのでハンドルの取り扱いが楽で安定感がいい。特にカーブを曲がるときの安定感が良く、自転車を押さえつけてもフレームがよれることがなく適度な柔らかさのなかにも抜ける場所がないので、感覚をつかみやすいです。これがチタンの特性粘りです。 王滝のようなガレ場でフレームに石がヒットしても安心ですし、長時間安定して走れるのはかなりのメリットだと感じています。乗り始めから好印象で乗り込んで更に印象が良くなっているので、バイクに対する不満は全くない状態です。高回転でクランクを回せない人 長距離を安定して走りたい人にはお勧めのバイクです。 |
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